ホーム > 連絡先一覧 > 商工労働部産業政策課 > 石川県上海事務所 Ishikawa Prefectural Government Shanghai Representative Office > ―トピックス 2008年4月4日―
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第十七回上海国際ホテル及びレストラン用品展示会(Hotelex Shanghai)は2008年4月1日から4日にかけて、上海新国際博覧中心にて開催された。上海旅遊事業管理委員会及び博聞(中国)有限公司より主催したこの展示会は同分野で中国のナンバーワンと言われている。
会場のE1からE5まで5館6万平米を利用し、中国国際健康・レジャー及びスポーツ器具展示会、中国国際コーヒー及びお茶用品展示会、中国国際洗濯設備展示会といった三つのテーマ展示会を設置、商用厨房設備、ワイン、ホテル家具及び装飾品、生地及び服飾、テーブル用品等5大コーナーを分け、内外企業722社が出展、うちアメリカ、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、韓国、日本等の海外出展企業が56社ある。今回の展示会にはブランド製品、最善サービス等全面に展示、特にホテルのIT面に力を入れており、ホテルの核心競争力を高めるため、最先端のハイテク製品を取り込むことを重視している。
展示会場
会場内の様子
出展4日間に、内外からの来場者が44,330人程度、去年同期比15%増。うち、海外から3,260人が来場、香港、台湾、アメリカ、日本、韓国からの来場者が多かった。バイヤーの業種から見ると、ホテル及びレストラン関係は全員の37%以上占め、圧倒的に多かった。バイヤーの肩書きから見ると、マネジャークラス以上が全体の85%以上である。
出展物はホテル、レストランに関連するものなら何でもありという感じであり、テーブルウエア、イス、テーブル、装飾品、健康ジム器具、厨房設備・器具、シャンプー・リンス、ガウンなど様々であった。
Hotelex Shanghaiには、石川県企業である日本クレセント(株)の現地法人「上海古来森道機械有限公司」が回転寿司コンベアを出展しており、本展示会について田中董事長に話を聞いてみると、「Hotelexは初出展。食品機械を出展するのであれば、上海ならHotelexか11月のFHC(国際食品見本市)だろう。Hotelexは食品設備などハードの展示会。ブースへの来場者はレストラン経営者など回転寿司ビジネスに興味のある人が多い。ホテル関係者も多い。FHCは玄人も多いし、認知度を高めるにはFHCが良いかもしれないが、Hotelexはハード関係なので、回転寿司コンベアの出展においては、Hotelexのほうが商売に結びつく機会が多いと思われる。現在、中国では回転寿司チェーンの争鮮などに納入しているが、広告手段に乏しいため、展示会に出すしかないと考え、昨年11月のFHC、今回のHotelexに出展した。」とのことであった。
Hotelexという展示会はすでに中国全土に認められ、Hotelex ShanghaiもHotelex Beijingも好評であり、2007年12月にさらにインドのムンバイでも開催され、成功を収めたとのことである。Hotelex Shanghaiは2009年にも開催される予定となっている。
日本クレセントブース1
日本クレセントブース2
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