ホーム > 連絡先一覧 > 商工労働部産業政策課 > 石川県上海事務所 Ishikawa Prefectural Government Shanghai Representative Office > ―トピックス 2004年11月8日―
ここから本文です。
2004中国蘇州電子信息博覧会(以下、eMEX2004)が10月20日から23日にかけて蘇州国際博覧中心にて開催された。蘇州国際博覧中心は蘇州シンガポール園区に位置し、今年9月30日竣工したばかりで。今回の博覧会がこの会場の初舞台でもある。
国家商務部、信息産業部、国務院台湾事務弁公室と江蘇省政府が共催したeMEXは今年三回目(2002年から)である。今回の出展企業数(406社)とブース数(1300個)は過去最高で、前回よりそれぞれ35%・59%のアップである。来場者数5万を超えるeMEX2004は中国国内最大のIT分野での展示会といって過言でない。
eMEX2004はデジタル製品、電子部品、技術サービスなど三つの展示場からなっている。それぞれ総ブース数の35.9%、35.2%、28.9%を占めてあり、各種の新製品と情報を提供している。SONY、リコー、サムソンなど多国籍企業を初め、明基、華碩など台湾系大手会社、聯想、華為など中国大陸系の有名企業が出展している。
博覧会では台湾系企業が目に付く。統計によると、台湾系企業の出展数は177で、総出展数の44%を占めた。更に利用ブース数716個、総ブース数の半分も超えた。ブースの担当者に聞くと、初めて出展する企業が多く、台湾で直接申し込む企業も多いとのこと。「ITを主な産業として発展している台湾に対して、中国大陸は大きな消費市場である。消費者と代理店とがミートするこうしたチャンスは我々にとって、大変有意義で、大切しなければならないよ。」と。
日系企業は、大手企業に混じり、数多くの中小企業も出展している。県内企業で、既に中国に進出しているアイ・オー・データ機器も中国市場を見据えた製品を各種展示している。福島総経理によれば、「主力製品のランディスクが好評で、かなりの手応えを感じている。」また、中国限定発売のUSBメモリーには上海のランドマークである東方テレビ塔をプリントし、従来比約2.5倍のリード速度という高機能で中国の消費者にアピールしている。
アイ・オー・データ機器のスローガン「デジタルライフの夢を広げる」と同様、今回のeMEX2004からも中国の未来のデジタルライフが垣間見えるようだ。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください