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更新日:2010年10月5日

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―トピックス 2005年2月4日―その2

ジャパン・ファッションフェア2004


上海市の中心に位置する上海展覧中心

2004年11月7日から9日にかけて、第一回ジャパン・ファッションフェアが上海展覧中心にて開催された。ジェトロ、中国国際貿易促進委員会上海市分会と上海市工商業聯合会が共同主催で、財団法人日本ファッション協会、社団法人日本アパレル産業協会、OFA 大阪ファッション連合が後援した。
ェトロ斎藤理事の開会式挨拶で、ファッション産業の海外展開支援の一環として今展示会を開催したと説明。ファッショントレンドの発信地として注目を浴びている中国・上海の富裕層をターゲットに、優れた品質とデザインを誇る高級アパレル製品として「ジャパン・ブランド」を売り込むことが今度の目的で、日本から43社(アパレル企業36社、商社7社)が出展した。MK  KLEIN+、23区など上海のデパートで既に販売をやっているブランドから、中国人にまだ知らないブランドまで、婦人服、紳士服から、ファッショングッズまで、5424平方メートルの展示場に濃縮されていた。ブースの内装にも工夫が込められていて、高級デパートとも遜色がないほどである。


デパートの服売り場と似ていない?

も人気を集めたのは、言うまでもなく、ファッション・ショーである。毎日2回行われたショーは8ブランドから全部で70点の服が登場。通勤、レジャー、パーティー、スポーツ。照明、音楽が工夫され数多くの新製品をモデル達が着こなすステージは魅力的で、観覧席の前方は1時間前から席とりが行われていた。
十回中国国際紡績生地及び補助材料(秋冬)博覧会(以下InterTEXTILE2004と略す)が10月26日~29日上海新国際博覧会場でさらにスケールアップして開催された。W1館からW4館にかけて、イタリア、スイス、ドイツ、韓国、日本、タイ、インドネシアなどからの外国企業に加え、国内企業も出展するInterTEXTILEは全世界の繊維業界、テキスタイル業界の注目を集めた。初日の16時30分分まで、45ヶ国からのビジネスマンが来場し、5301名に達した。
ビリオン形式で出展する国は9国あり、ジャパン・パビリオンの規模が一番大きく、関連企業及び協会等138社が出展。


日本のファッション感が漂うショー

JETROとJTEOが主催したジャパン・パビリオンは経済産業省の支持を受け、W2館をほぼ占有していた。統一デザインでまとめられたジャパン・パビリオンは清潔感があり、終日人の流れが絶えなかった。他のパビリオンは規模順で台湾、イタリア、韓国、ドイツ、トルコ、タイ、パキスタン、ポルトガル。
賀友禅をはじめ、繊維加工の歴史が長い石川県からも多数出展があった。丹後商事、金江商事、山本絹織、西村織物、永田藤作商店などの会社は石川県繊維協会ブース内に共同出展。繊維リソースいしかわの吉道常務の話では、「博覧会の規模も来場者数も思ったより良くて、初出展だが、いい成果を得ることが出来ると信じている。」


自然の色と素材を追求する製品

日蘇州工場を竣工させた小松精練も、単独ブースで出展。「蘇州から、世界へ」というポスターにもあるように、中国市場により力を注ぐ計画を示していた。前回は来場者の区別が困難で、個別の商談も混乱したことを教訓にし、有力企業200社に招待状を送ったという。
本製の物は質はいいが値段が高い。こうしたイメージが中国には浸透している。中国市場開拓における参入企業の知恵比べが今後も続く。

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