―上海ニュース 2007年8月16日―

7月CPI上げ幅、10年来最高記録を作った

国家統計局のデータによると、7月住民消費価額水準が同期比5.6％増、1997年2月の最高記録と同水準。CPIの三分の一に占めた食品価額はその上昇要因である。

最近CPIが急速に増加、5月から7月までの間、上げ幅はそれぞれ前月より0.4％、1.0％、1.2％アップ。今年以来、肉と卵の価額は急速に増加。増加しつつある食品価額はCPI上昇の主因となり、7月食品価額は15.4％増、上げ幅は6月より4.1％アップ、5月より7.1％アップ。内、肉類及びその製品が45.2％増、上げ幅は前月より10％アップ。野菜が18.7％増、上げ幅は前月より14％アップ。それに対して、食品以外の物は増加傾向が弱く、上げ幅は6月の1％から7月の0.9％になった。内、交通及び通信類は1.3％減、過去2年来最大の下落幅である。また、自動車の下落幅は穏やかになり、不動産の上げ幅穏やかで、4.4％程度。

（8月14日  新聞晨報  より）

上海  新たな人民生活保障政策がまもなく公表

都市定年社員の養老年金増加

2005年からの累計養老月給は一人当たり331元程度増加され、国家規定より1/3多い水準。さらに、下半期に、企業定年社員の一人当たりに養老月給を150元増やす、全国平均水準より高いという。

都市農村住民の最低生活保障レベルをアップさせ

今年主要食品及び副食品は値上げつつあることが原因で、都市農村の最低生活保障レベルをアップさせることが市政府によって、決められ、都市は元来の毎月一人320元から350元まで増、農村は元来の毎年一人2560元から2800元まで増。

最低賃金をアップさせ

最低生活保障レベルのアップ、物価上昇などが故、最低賃金を750元から840元(社会保険と公共積立金の個人支払い部分支払い除き)までアップさせる予定。それと同時に、最低時給もそれなりに6.5元から7.5元まで増。

（8月16日  新聞晨報  より）

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