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更新日:2010年10月6日

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―中国で頑張る石川人 第13回―

坂口修一さん(PFU上海計算機有限公司)より一言

んにちは!PFU上海計算機有限公司の坂口です。PFU上海は石川県かほく市宇野気にある(株)PFUの100%出資の独資会社です。親会社のPFUは1987年にユーザック電子工業とパナファコムが合併してできた会社で、私は松下電器産業と富士通の出資でできたパナファコムに入社し、現在に至っています。合併後は頻繁に宇野気に行くことになり、最初は昔ながらの田舎町だったのでびっくりしたのですがそのうち石川の魚や地酒が美味しいことにすっかり填ってしまい金沢の大ファンになってしまいしました。


坂口さん

本にいた時は金沢市内にあった北陸営業所のSystem Engineerの面倒を見ていたこともあり、県のお仕事も沢山させて頂きましたので石川県とは深いつながりを感じています。
海との関わりは1992年に当時企画課の課長をしていた時、PFUの海外ソフト開発会社をどこに作るかと云うことで中国、シンガポールを訪れたのが最初でした。その当時社長していた二宮がこれからの発展は中国だと云うことで上海に作ることを即決された記憶が残っています。でも、その当時の上海は他の方も書かれていましたがメイン道路をはずれると昭和30年代の日本の風景のようでした。また、外灘側はライトアップされて大変綺麗でしたが現在のテレビ棟のある金融区は真っ暗でした。
2004年8月に上海に赴任したのですが赴任2ヶ月前に内示をもらい中国語も中国文化も一切勉強することなく上海の都に降り立った時はその変化にびっくりしてしまいました。
れまで海外向けのパソコン開発を担当していた時期もあり海外出張はアメリカやヨーロッパが多く、アジア諸国にはほとんど行ったことがなかったので浦東空港から上海のダウンタウンに繋がる高架道路を走っている時はニューヨークのマンハッタンにいるかのように高層ビルが建ち並んでいるのには本当にびっくりしました。東京よりすごく大きな都だと思いました。
の勢いで発展が続いたら日本はどうなるのだろうかと、また、日本の技術的なアドバンテージは維持していけるのだろうかと驚きと不安を感じたのを覚えています。
んな新鮮な感慨をもってから早1年8ヶ月が経とうとしています。
国の文化を理解するためにはまずは中国語の習得が必須だとは思うのですがそれがまったく上達できません。当社は社員150名中日本人駐在員が2名しかいないのですが社内の公用語は日本語なのです。
本からの仕事を受けるために、打合せやドキュメントなど全て日本語で行なっています。そのため、会社内では日本国内の延長みたいなもので、まったく中国語を使う必要がありません。日本語で会話することが従業員の勉強につながるなどと嘘ぶって日本語で通しています。その甲斐(??)あってか当社の社員は日本語検定1~3級を持っているものが半数以上にもなっており、なんと1級取得者だけでも18名もおります。


オフィス入口の様子


オフィス内の様子

し当社のことを書かせて頂いたので、ついでに当社の紹介を少々させて頂きます。
にも書きましたように主な仕事は親会社であるPFUからのソフトウェア開発です。丸13年やってきましたので高品質なソフト開発を中国で行うノウハウを沢山蓄積しています。
2001年からは上海近郊に進出された日系企業様向けにITサポートサービスをしており、情報インフラ構築やそれに伴うハード/ソフト調達もお手伝いさせて頂くようになりました。最近ではIT関係のトラブルを電話1本でお受けするOne stopサポートがご好評を頂いております。
年のOne stopサポートでのトピックスはインターネットに関することでした。
くの日系企業様では日本との連絡にインターネットを活用されていると思いますが、この中国ではインターネット状況が日々刻々と変化しています。突然メールが読めなくなったり、ファイル転送が大幅に時間がかかったり、予測できないことが多々発生します。昨年4月に起こった上海でのデモ以来この手のトラブルが急増しました。この様な時にも電信局との遣り取りを通して適切なアドバイスをさせて頂き問題解決に努めさせて頂いております。

後に、日本とアメリカのメディアで「仕事効率大幅アップ間違いなし」と大好評なパーソナルスキャナScanSnapの販売についてご紹介させて頂きます。
ScanSnapは紙ドキュメントをワンボタンでAcrobatのPDF形式に変換し、読み込んだドキュメントを直ちにメールの添付ファイルにできるなど手軽な連携機能が受けています。また、操作が簡便で直感的に使える電子バインダーソフト「楽々ライブラリー」をバンドルしており、買ったその日から使いこなしてもらえるようになっております。

この様にITのことでお困りのことがあればお気軽に日本語でご相談下さい。
当社スタッフが日本人のメンタリティーで対応させて頂きます。

後に、上海の石川県人会の皆様、公私共々今後ともよろしくご指導の程お願い申し上げます。

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お問い合わせ

所属課:商工労働部産業政策課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1511

ファクス番号:076-225-1514

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