ホーム > 連絡先一覧 > 商工労働部産業政策課 > 石川県上海事務所 Ishikawa Prefectural Government Shanghai Representative Office > ―トピックス 2007年2月1日―その4
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「世界第一の生地展示会」と言われている中国国際紡績生地及びアクセサリ展示会(以下、inter textileとする)は1995年より創立され、いよいよ12回を迎えた。2006年10月25日~28日にかけて上海新国際展覧中心にて開催された。紡績工業協会より主催されたinter textileは年々拡大されており、今年はW1~5、E1、2館の合計7館80500平米を利用、出展面積は去年同期比27.8%増。25カ国及び地域からの企業2029社が集められ、内海外出展企業は616社である。
会場内の様子
inter textileは毎年3月に生地をメインとして北京で、10月に上海で行われている。規模も一回目の4000平米から現在の80500平米まで、出展者も最初の100社あまりから現在の1532社まで拡大され、すでに中国では規模最大、影響力最も広い紡績生地国際貿易展示会となった。
日本側もジェトロより出展企業を33社集められ、W2号館の67ブース(588平米)を利用して日本コーナーを出した。内繊維の関連企業24社、団体7社、繊維新聞2社が出展。昨年の116社、191ブースよりは少し減っている。石川県からも企業6社より「株式会社繊維リソース石川」という共同ブースを出し、PRをしていた。日本コーナーの周りにも伊藤忠商事、帝人グループ、旭化成紡績等の大手企業12社もブースを出した。「確かに専門性の高い展示会であるため、一般市民よりは、バイヤーの方が度々来られて、問い合わせもよくある。」と石川ブースのスタッフの話。
出展の四日間の内、初日は専門バイヤーの日である。全四日間、97カ国から52,295人が来場、内、国内来場者は42,578人、海外来場者は9,717人で、バイヤー数は去年同期比15%増。
会場内の様子
ジェトロブース
出展内容も去年に比べ、流行にあわせて更新されて、色豊富、模様独特で、来場者の目を引き付けていた。付属品にも注目が集まっており、様々なボタン、帯、ファスナー、商標等独特のデザインがあり、ファッションアクセサリ展示エリアでは、国内アクセサリ業の優秀製品が集められ、国内紡績業初のアクセサリ流行動向発表会が行われ、皆の関心を集めた。
来年の13回目のinter textileは2007年10月29日~11月1日にかけて上海にて開催される予定である。
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