―上海ニュース 2007年5月18日―

第一四半期  上海対外貿易総額全国三位

通関部門のデータによると、今年1月から4月までの間、全国対外貿易輸出入総額が6,357.3億ドル、去年同期比23.6％増。EU、アメリカ、日本は最大の貿易相手であり、インドとの貿易発展も急速に上昇。また、第一四半期各省輸出入の統計データによると、上海市が855.5億ドル、全国三位で、一位は広東省、輸出入総額1,815億ドル、同期全国輸出入総額の28.5％を占め、二位は江蘇省(1,054.9億ドル)である。
また、通関のデータによると、4月だけで、全国輸出入総額は1,780.2億ドル、24.2％増。輸出超過168.8億ドル、第一四半期の増加幅より37.5％減。EUは最大の貿易相手で、相互貿易総額1,036億ドル、29.5％増。アメリカは二番目の貿易相手で、相互貿易総額918.7億ドル、18.9％増、三番目の貿易相手である日本との相互貿易総額は738.4億ドル、15.4％増。インドとの相互貿易総額は114.1億ドル、56.8％増、貿易発展速度は10大貿易相手のトップである。

（5月14日（月曜日）  毎日経済新聞より）

上海は中国の最大洋酒消費市場となった

上海港輸入洋酒総額は、2004年1.38億ドル、2005年2.44億ドルまで急増。2006年が穏やかになったが、前年度同期比3割増、輸入洋酒の種類では蒸留酒、例えばブランデー、ウイスキーの輸入総額がそれぞれ50％、8％増、洋酒輸入総額の8割以上を占めている。
世界三大洋酒企業の内、二社(DiageoとPernodRicard)は中国に進出しており、今回三つ目の洋酒企業United vintnersは今月、上海にて開催されたSAIL(中国国際食品及び飲料展示会)に出展、その場で洋酒5種類を中国に輸出することを発表。これで、世界トップの洋酒企業三社は上海でそろい、三社鼎立時代に入った。
United vintnersはUBグループの所属で、今後ウイスキー(世界売れ行きの最もよく、年間販売量1370万箱となったBagpiper Deluxe Whisky)をメインとして、5種類を中国に輸出する予定。
上海の現状によると、洋酒の消費ルートとしては、高級ホテルや夜間娯楽設備などである。すでに進出したDiageoとPernodRicardは価額や顧客獲得競争の結果、すでに勢力図が出来上がっており、United vintnersが中国に進出した後は、二社制覇の現状から、三国鼎立となり、上海が3巨頭の主戦場になるだろう。

（5月14日（月曜日）  毎日経済新聞  より）

第一四半期一人当たりの収入  上海が中国(香港、台湾除き)一位

国家統計局が昨日発表した第一四半期、各地一人当たりの収入情報によると、上海市都市部家庭では、一人当たりの収入が6,795.52元、全国一位となった。
国家統計局のデータによると、第一四半期全国都市部家庭一人当たりの収入は3,934.94元、同期比19.5％増。価額要素を除き、実際16.6％増、増加幅は前年度同期比5.8％上昇。
それ以外、第一四半期、都市部住民一人当たりの収入が高い所は以下の通りである。浙江省6,676.11元、北京5,901.17元、広東省5,283.03元、江蘇省4,847.7元、福建省4,699.25元、天津4,096.42元。

（5月16日（水曜日）  毎日経済新聞  より）

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