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更新日:2010年10月5日

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―トピックス 2003年2月25日―

上海日本人学校~中国語発表会開かれる~2003年4月の児童生徒数は1,350名に

海日本人学校で最近、中国語発表会が学年ごとに開かれている。中国人教師指導のもと週1回の中国語授業、昨年4月からの学習成果を披露している。中国を理解することは日本理解、自分理解につながるとの学校の考えもある。その中国理解の代表が中国語、中級・上級に分かれ各自の自己紹介、劇、唐詩「草」の朗読、四季の歌などが教室で発表される。

供たちは親の仕事が理由で転校、自分たちの意志とは関係なく、親が中国に住む以上自分たちも中国に住むことになった。日本では友達との別れを経験、外国に行くことになる不安を胸にしまい中国に来た。不安もいつのまにか、今では友達を作って楽しく授業を受けている。教室の舞台脇には発表に目を細めて見つめる中国人教師と上海日本人学校飯田校長の姿もある。

の中国語発表会をする2階教室からは、運動場がいくぶん狭くうつる光景がみえる。運動場に2階建てプレハブ棟、8教室分の増築工事が進んでいる。2003年度のクラス数は低学年のクラスが1クラスづつ増える、小学1年から3年は6クラスへ、4年・5年は5クラス、6年は4クラスとなる。中学生は2から3クラスづつ。先生は文部科学省派遣教員、校長含め32名。3年間の赴任中、一時帰国もできない。ほか現地採用教員7名がいる。職員室はピロティーなどを狭くして昨年拡張したばかり。この児童生徒数の急激な伸び、2001年4月は705名、2002年4月には918名でスタートを切った。2003年4月には1,350名と、わずか2年で650名以上が増えることになる。日本人学校は世界で83校。単独校としてはタイのバンコク日本人学校1,915名(2003年1月末)に次ぐ数となる。昭和50年に児童生徒数7名でスタートした上海補修校、昭和61年には児童生徒数51名の上海日本人学校となった。上海市内の日系企業数は2002年10月末で3,536社。今後も増加することが予想される。

上海日本人学校

本人学校の守衛は13名、常に数名が正面等で待機、正面扉も常にガードして子供たちの安全をしっかりと守っている。子供の送迎は親の責任となっており、各マンションからは必ず当番の親が同乗した通学バスを運行している。外国に住んでいることを忘れる家庭もいる。補償額も限られた中国で自転車に乗って交通事故にあったり、外国人とのトラブルに巻き込まれるのを防ぐためだ。交通マナーは日本とは比べられない。人も車も道路のわずかな隙間を我先にと進むので、接触事故も多い。事故、誘拐などの危険性もあり、子供だけの外出は禁止されている。

済状況が今後とも年率7、8%の成長を果たし続けるのか、しないのか見極めることが必要となってくる。上海日本人学校の片山泰郎事務局長は三洋電機上海事務所長を退職後、2000年8月、日本人学校事務局長に就任。三洋電機時代よりも忙しい日々が今後も続くことになる。

(上海日本人学校ホームページ  http://www.sjscn.com/(外部リンク)

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