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更新日:2010年10月5日

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―トピックス 2007年3月25日―

(展示会見て歩き No.5)WTF2007

国海外旅行市場の風向計だと言われた上海世界旅遊資源博覧会(以下はWTFとする)は2007年3月22日から3月25日にかけて上海展覧中心にて開催された。1500平方メートルの会場に去年同様50カ国以上からの出展社450社以上が集められ、海外出展者が全体の85%を超えた。アジア各国の大半が出展すると同時に、上海、プサン、大阪といった3都市の提携により、共同ブースを出し、アジア初の都市間旅行協力が実現した。また、中東、中央アジアも初めて300平方メートルの会場を利用、グループで出展しており、アフリカ館が初めて設置され、更に個人旅行を拡大するため、F.I.T(Fully Independence Travel)専門コーナーが設置された。


トルコブース

一日で世界を回る」とはWTFのスローガンであり、そのため、各ブースが装飾などにかなり力を入れていた。サイパン島風のダンス、シリアナッツ製のお菓子、各国の風景の模倣、魅力いっぱいである。中国国内も負けておらず、台湾は初めて400平方メートルのブースを出し、積極的に台湾八大観光地をPRした。来場者に満足させるため、去年同様に美食広場を設置。日本風のたこ焼き、お好み焼き、インド風料理、韓国風料理等思う存分に楽しむことが出来るようになっていた。

示会4日の内、最初の2日はバイヤーの日で、来場者が8,400人となり、土日は一般市民日で、来場者数は25,000人以上となった。来場者数全体は去年より多少減少したにもかかわらず、成約額は一般市民と出展旅行社との契約額だけで3,150千元以上で、去年同期比の6倍であり、過去の最高記録を作った。

自治体より出展した日本ブースは毎年同様大人気となった。ブース設営にかなり工夫をし、テレビ放送を利用、特色のある風景ポスターを貼り、特産品を生かし、観光パンフを分配、来場者に自己PRをしていた。岡山県の桃太郎、小樽のオルゴール、福島県の日本酒、沖縄の民族風出し物、各県の特別な衣装…かなり人目を引いていた。


日本コーナー

川県もブースを出し、兼六園の景色、東茶屋の風景、石川県の交通アクセスなど、観光や食品のポスターやパネルで装飾し、さらに石川県観光宣伝用のCMも繰り返して放送していたため、大勢な来場者が石川の綺麗さに引き付けられた。「石川県にはどんな特色がありますか」、「中国から直接いけますか」、「温泉や日本料理が美味しいですか」…といった質問やお問い合わせが数多くあった。石川県の景色の美しさに引き付けられた人、ハッピを着たスタッフと記念写真を撮りたい人、CMの放送を何回も繰り返し見ていた人など非常に多かった。スタッフは皆、観光パンフを配りながら、臨時モデルをしていた。来場者が予想以上多かったため、土曜日だけで、朝わずか2時間程度で、観光パンフを1000部以上配布するなど、資料収集に来る人が絶えなかった。日曜日の朝までに、パンフ3000部以上がなくなってしまうほどの盛況ぶりであった。更に「ポスターがきれいですね。もらえますか」「観光関連のものであれば、何でもいいです、もらえますか」などのお問い合わせも多かった。ここ数年で、上海人の観光意識が本当に変わったようにしみじみ感じた。


石川県の観光CM、パネルを見ている一般市民


石川県ブース

WTFは今回で4回目となり、かつて中ソ友好館であった上海展覧中心にて開催され、注目度がアップするとともに、スペースが狭すぎる等の意見も出てきた。それにあわせて、来年5回目まで現在の会場を利用、6回目から上海で最大の展示会場である上海新国際展覧中心に移動する予定となっている。来年も同時期に開催される予定である。
(一部  新聞記事より抜粋)

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