―上海ニュース 2006年2月10日―

上海のパートタイマー事情

上海市労働及び社会保障局によると、現在、上海では、パートタイマーは百万人を超え、そのうちに4割ぐらいの人は専任者で、5割以上の人は兼職者である。それは兼職が多くの職場で認められ、その人たちの生活の一部分となっていることを表している。
また、それらの兼職者は高い学歴を持ち、専門性の強い仕事をしている人だそうだ。例えば、翻訳者の81.7％、フィットネスの61.6％は兼職者である。比較的高収入であることが多くの人がパートタイマーをしている理由だと考えられる。
また、上海市労働及び社会保障局によると、月給数万元のパートタイマーの仕事もあるけど、そういう人材が足りないという場合もあるらしい。多くのパートタイマーも2000元以上の月給があるそうだ。最近、結婚式撮影やフィットネスのコーチや翻訳などは大人気となって、給料がどんどん高くなっているそうだ。
その一方、現在、パートタイマーは失業者が再就職する主なルートとなっており、アンケート調査によると、パートタイマーの従業員のうち元失業者が39％と占めている。

（06年2月7日  東方早報より）

年末に路面電車が浦東に再現

浦東建設局によると、浦東張江や陸家嘴や三林地域では、路面電車テスト路線の研究が行われている。年内に張江高科技園区内には路面電車が現れるかもしれない。
現在、海外では路面電車が結構使われている。例えば、ジュネーブやパリやベルリンなど。上海では、1908年に路面電車が誕生し、「当当車」と呼ばれていた。数十年前に消えたが、上海人にとっては、まだ記憶になお新しい。なお、今度に出る路面電車は昔とは違い、ハイテク製品となり、先進的な牽引や制動設備が使われ、走りも乗せる人数も普通のバスよりよい。
電車のレール建設には新たな計画や調整が必要であり、目下、調整を行っているところである。

（06年2月8日  新聞晨報より）

昨年上海の住宅価格上げ幅が反落

上海統計局によると、去年、上海の住宅価格総水準は前年度同期比9.7%上げ、上げ幅は前年度より6.2%落ちているとみられる。その中に、住宅の販売価額は9.2%上昇し、上げ幅は6.6%落ち、賃借価格の方は3.6%上昇し、上げ幅は1.9%落ちている。土地の取引の価格は6.9%上昇し、上げ幅は13.4%落ちているという。

（06年2月9日  新聞晨報より）

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