―上海ニュース 2007年4月27日―

上海市 第一四半期GDP同期比12.6％増

4月21日、上海市統計局は今年第一四半期上海経済発展に関するデータを発表した。全市GDP2,630.5億元、去年同期比12.6％増。

サービス業  急速に発展

第一四半期、当市第三産業増加値1,380.68億元、同期比12.9％増。増加率は同期比2.3％アップ、2001年以来の最高記録である。金融業、情報発信、コンピュータサービス、ソフト業といったサービス業の発展は急速。その内、金融業の増加値が220.68億元、18.3％増、情報発信、コンピュータサービス及びソフト業の増加値が110.73億元、17％増、卸売り、小売り、交通運送及び郵便業は穏やかに発展。

都市功能  増加しつつある

都市功能性サービス発展を表す指標がよかった。第一四半期、上海市証券交易所には、株成約額は49,931.5億元、去年同期比6.1倍増、先物の成約額は38,257.19億元、74％増。港湾取扱商品総額が1,125.5億ドル、20.3％増、対外貿易輸出総額が317.93億ドル、21％増、商品販売総額が4,754億元、29.1％増、コンテナーの出入量が588.6万TEU、28.1％増。

経済効果と利益  同時調和

第一四半期、当市地方財政収入が516.46億元、去年同期比25.7％増、増加率が22.4％アップ。税金収入から分析すると、企業所得税、営業税は企業ミクロ効果の上昇、証券金融取引の活躍などによって、増加率が急速となり、それぞれ50.8％と27.9％となった。個人所得税と増値税が穏やかに増加、それぞれの増加率が27.1％と10.3％である。

（4月21日（土曜日）  新民晩報  より）

中国 第一四半期GDP11.1％増、GPI2.7％増

国家統計局が昨日発表したデータによると、第一四半期中国全体GDP同期比11.1％増、増加率が去年同期比より0.7％速い。

三大動力で経済発展を推進

固定資産投資の増加率がやや下押しになった。それと同時に、消費と輸出入の増加が急速である。

第一四半期、社会消費品小売総額が21,188億元、14.9％増、内、三月だけ15.3％増。高い消費率の理由としては、株市場の継続上昇が考えられる。また、輸出の増加率が更に急速、第一四半期の貿易黒字が464億ドル、同期比231億ドル増。

コントロール措置の力度  適切

第一四半期、全国住民消費価額レベルは2.7％増、内、三月消費物価は3.3％増、今年の見込インフレ率(3％)を超え、二年来の最高率となった。また、CPI(住民消費価額)2.7％の増加率はまだ年間コントロール目標範囲内であり、食品及びエネルギーを除いた核心CPIは0.9％だけ増え、3月は更に前月より0.3％減。

現在経済にある最大の問題は、国際収支のアンバランス、移動性過剰、経済構造の不適切などにあり、経験としては、経済のハードランディングを防ぐため、不適切なコントロールをしなく、微調整をすると関係者の話。

米ドルに対する人民元為替レート  最新記録を作成

GDPが予想より高くなったため、中央銀行が更に金利を引き上げるのではないかと推測された。その影響で、米ドルに対する人民元の為替レートは、昨日7.72超え、最高記録を作った。しばらくの間には大幅に安くなる可能性が低いと専門家の推測。

（4月22日（日曜日）  新聞晨報  より）

江蘇省 第一四半期GDP15.2%増

20日省統計局が発表したデータによると、第一四半期、省全体のGDPは5,054.5億元、去年同期比15.25増。内、省規模以上の工業増加値が2,744.4億元、同期比20.5％増、サービス業増加値1,923.4億元、同期比15.4％増。輸出入総額767.3億ドル、同期比26.6％増、増加率2.4％上昇。工業経済利益及び質量においても、明らかに上昇され、省規模以上の工業企業の利益は320.7億元、60.8％増、利益増加率は同期比40.6％上昇。省工業利益指数は187.1％、同期比21.8％増。都市投資増加は20.1％、第三産業投資は去年同期比21.4％増。
また、物価について、住民消費価額は同期比2.2％増、増加率同期比0.7％上昇、全国同期比0.5％下落。都市住民一人当たりに可処分所得は4,847.7元、同期比18％増、農家一人当たりの現金収入は2,584元、同期比14.8％増。
地域別によると、投資、輸出入及び実際の外資利用においては、蘇北の増加率は蘇南、蘇中より速い。

（4月21日（土曜日）  新華日報  より）

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