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更新日:2010年10月5日

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―トピックス 2007年2月1日―その2

(展示会見て歩き No.2)広州交易会

100回目の中国輸出商品交易会(以下、広交会とする)は2006年10月15日~30日にかけて広州の広交会専用会場にて開催された。国家商務部と広州市人民政府により主催された広交会は1957年の春に創設され、年に2回、春と秋に分けて行われ、今年で50周年となった。今回は10月15日~20日、25日~30日の二期に分け、流花会場と琵洲会場と二つの会場で行われた。57.6万平米の会場に32000ブース以上あり、内、国内ブランド品ブースが4175で、全体の13%を占めている。国内優秀企業1万社以上集められ、現在中国国内では、歴史最長、レベル最高、規模最大、来場者最多、取引効果最良の総合的な国際貿易展示会だと言われている。


中国輸出商品交易会会場

期目は15日~20日まで、工業と繊維をメインとした展示会。二期目は25日~30日間で、日用品とギフトを中心とした展示会である。これまで99回の経験があり、来場者審査が厳しく、秩序整然となっていた。また、広交会は輸出メインのため、来場者は海外企業、海外企業の中国事務所または香港台湾企業に限定されていた。そのため入場料は高くなり、外国人バイヤーは100元、中国人スタッフは300元/日である。それにもかかわらず、今回は212カ国及び地域から192691名のバイヤーが来場(内、初めてのバイヤーが85091人)、99回より1.4%増、去年同期比8.7%増。また、バイヤーには以下の特色が見られる。まずは欧米バイヤーの増加が明らかで、ヨーロッパは40596人来場、前回より19.3%増、アメリカは26021人来場、去年同期比17%増。アジア、オーストラリア、アフリカからの来場者が多少減少されたが、その前五位はそれぞれ中国香港地域(33709人)、米国(13232人)、中国台湾省(10303人)、日本(6531人)、韓国(6478人)である。館内を回って見たら、熱心な商談はあちこち見られる。展示会というよりは商品のショーがもっと適切ではないかと思われる。最新の統計によると、成約総額は340.6億ドル、前回より5.7%増、開催50年来の最高記録である。ブランド品エリアの成約額は全体の25.5%を占め、86.9億ドルとなった。成約額の前三位はEU(115.9億ドル)、米国(50.1億ドル)と中東(40.6億ドル)である。内、軽工業製品の成約額から見ると、その前五位は日用品、皿、陶器、靴帽子、ギフトである。


会場内の様子


会場内の様子

般的なものより、むしろ特色のある小物の方がかなり人気である。例えば、「小夜灯」という壁にかける小さい夜用の明かりで、照明があると同時にエッセンシャルオイルが入れられるため空気改善の機能もあり、かなり大人気で、商談に来るバイヤーが絶えずとあるセールスマンの話。また、ギフトには編物がたくさん出展され、麻、水草などの安い材料で作られた鞄が様々あり、色も鮮やかで、デザインも一万種以上あるため、評判が大変良かった。「毎年の輸出額は800万ドル以上、二期目の最初四日間だけで約180万ドルの成約額ができた」とあるブースのスタッフの話。
た、これまでは輸出だけの展示会だったが、来年の101回からは輸入を加えると同時に、海外出展者と国内バイヤーも認められると発表された。

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所属課:商工労働部産業政策課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1511

ファクス番号:076-225-1514

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