―上海ニュース 2006年6月30日―

上海市消費品の小売  先月全国首位

上海市経済委員会の発表によると、お祭、結婚式、旅行、レジャー、展示会などで、上海市社会消費品の小売総額は5月283.35億元、同期比13.6％増、上海市単月小売総額の最高記録となり、全国でも首位となった。
統計によると、5月上海市の小売総額は北京、天津、重慶といった直轄市より11.2億元、171.1億元、164.9億元高く、全国社会消費品の小売総額の4.58％、2002年以来の最高レベルとなった。サンプリング調査によると、上海市にある大中商業企業399社は、労働節中の小売額が32.8億元、同期比18％増。去年の労働節と今年の春節より3.6％と10.1％増。
また、6月には、子供の日（6月1日）、上海国際映画祭、上海国際テレビ祭、上海協力機構首脳会議等のイベントが相次いであり、好天気が多いため、内外の観光客が多くなり、買い物、飲食、娯楽の消費を促すかもしれない。6月の小売総額は273～276億元となり、同期比12％増、上半期の小売総額は1650～1653億元、一年（3300億元）の50％～50.1％を達成できると予想されている。

（6月27日  東方早報  より）

上海港は国際郵船の母港となる

国際郵船会社は上海港を郵船母港にした。来月2日、世界トップの郵船グループカーニバルの子会社であるイタリアCOSTAは上海-長崎-済州島定期便を就航する予定である。また、7月から10月末にかけて、上海を母港として、五日間の「上海-日本長崎-韓国済州島」便24個を配置する予定。これまで、上海港は国際郵船の立寄港若しくは訪問港であった。
現在、上海港（北バンド）は郵船始発の条件が揃い、虹口港から高陽路埠頭までの全長882メートル、5万トン郵船一隻、7万トン郵船二隻と同時に、高陽路から公平路までの全長243メートル、7万トンの郵船が一隻停泊することが出来る。

（6月27日  解放日報  より）

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