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更新日:2010年10月5日

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―トピックス 2007年10月13日―

(展示会見て歩き No.10)CeMAT、CeBIT見て歩き

ジア国際物流技術及び運送システム展示会(略称CeMAT)とアジア情報及び通信技術展示会(略称CeBIT)は10月10日から13日の4日間、上海新国際展覧中心で開催された。今回は、上記の展示会と動力伝動展示会(略称PTC)の3つの展示会が同時に開催され、多くの来場者で賑わっていた。


CeBITの会場

CeMATはE3、E4の2ホールを使用し、ドイツ、イタリア、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、韓国、日本等からの海外企業が出展していた。報道によると海外出展面積は去年同期比25%増、全体出展企業も25%増。物流運搬、自動化技術、運送システム及び物流等幅広い国際的な展示会であると評価され、フォークリフト業での世界トップ10メーカー、クレーンの世界トップ4メーカー等が出展とのことであった。中でもコマツやトヨタのフォークリフトがかなり目立っていた。


ロボットの実演


パソコンDIYの試合現場


CeMATの会場


コマツのフォークリフト

川県からはシシクアドクライス株式会社がキャスターを出展。「今回の出展は3回目で、情報収集が主体だが、本展示会は専門的な来場者も多く、自動車関係や液晶関係企業向けに工場内運搬具やテレビ台脚のキャスターを納入できればと考えている。中国でも今後品質の良いものが求められるようになること期待し、中国市場開拓のため、専門展示会への出展に力を入れているところ」とのことであった。


シシクアドクライス株式会社のブース

CeBITは規模が若干縮小され、E5の1ホールのみでの開催となり、情報技術、消費電子、ソフト及び通信等がメインで、最先端のIT技術などが出展されていた。ロボットの実演、パソコンのDIY試合、ウイルスソフト等の出展のほか、特にGPS関連の出展が非常に多いのが目に付いた。E5ホールが上海新国際展覧中心のなかでも最も奥にあることも影響してか、併催の2つの展示会と比較して、来場者が少なく感じられた。日系企業では1社のみが出展しており、タッチパネルを出展していた企業によると「CeBITはIT関連の専門展示会で、国内バイヤーよりは海外からのバイヤーが多く、特に欧米のバイヤーが最も多い。ここ数年、販路拡大のため、CeBITに出展している。国内バイヤーは最初の頃は多かったが、ここ数年減少傾向。現在IT関連の展示会の中では、北京、上海と広州の展示会への出展が効果的。上海でいえば、このCeBITが良いかと思うが、IT関連は北京での展示会が良いかもしれない」とのことであった。

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