ホーム > 連絡先一覧 > 農林水産部 連絡先 > 石川県農林総合研究センター農業試験場 > 場内の雑草図鑑 > カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)
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開花期
花の拡大
結実期(若い時期)
項目 | 内容 |
---|---|
1.学名 |
Vicia angustifolia L. var. angustifolia |
2.科名 |
マメ科 |
3.成長期間 |
10~9月 |
4.花期 |
4~6月 |
5.食用・薬用・毒性 |
食用:若く軟らかい茎葉やごく若い豆果を採取し、炒め物やてんぷら、卵とじなどにする。成長した葉や種子の大きい豆果は、かたい筋が多く不味である。 |
6.生育場所 |
畑地、道端、空き地、畦畔などの日当たりのよい場所に生える越年草。 |
7.外観の様子 |
茎:四角柱。根元で枝分かれして群がりながら伸びる。 葉:先端が巻きひげになる羽状複葉を互生する。小葉(複葉を構成している葉)は先端が少しくぼむ。 花:濃い紅紫色~白色の蝶形の花を咲かせる。 果実:細長い豆のような形をしており、10個程の種子が入っている。さやは熟すと黒色になる。 |
8.その他 | カラスノエンドウの由来には、「熟した豆果が黒くなるから」、「野菜のエンドウに似るが、人は通常食用としないから」、「近縁種のスズメノエンドウより大型だから」などの説がある。 別名のヤハズエンドウは「葉先がくぼんだ形が、矢筈(やはず)に似ていることから」とされる。 葉のつけ根にある托葉には蜜腺があり、しばしばアリが訪れているのを観察できる。 |
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