ホーム > 連絡先一覧 > 農林水産部 連絡先 > 石川県農林総合研究センター農業試験場 > 場内の雑草図鑑 > ハコベ(ミドリハコベ、ハコベラ)
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開花期
花の拡大
項目 | 内容 |
---|---|
1.学名 |
Stellaria neglecta Weihe |
2.科名 |
ナデシコ科 |
3.成長期間 |
ほとんど通年 |
4.花期 |
4~8月 |
5.食用・薬用・毒性 |
食用:若く軟らかい茎葉を採取し、茹でて煮浸しや和え物、スープの浮き身などにする。淡泊な味で、やや埃っぽい匂いがする。 薬用:歯槽膿漏の予防(ハコベ塩)、利尿(全草)の効果があるとされる。 |
6.生育場所 |
道端、荒地、林縁、田畑の周囲などいたる場所でごく普通に見られる多年草。 |
7.外観の様子 |
茎:地面を這って伸び、先はやや立ち上がる。茎をちぎると、糸のような維管束が見える。 葉:淡い緑色で、全縁(葉縁のぎざぎざがない)の小さな葉を対生する。葉質は軟らかい。 花:白色の小さな花をつける。花弁は5個だが、2つに深く裂けているため、10花弁に見える。 |
8.その他 | ごく身近にある野草で、春の七草のひとつ。鳥の緑餌として好まれる。 ヨーロッパではかつてハーブとして扱われ、生食やバター炒めにしたり、鎮咳や消炎の目的で内用した。 |
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