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生育初期
蕾・花の拡大
成熟果実の拡大
項目 | 内容 |
---|---|
1.学名 |
Phytolacca americana L. |
2.科名 |
ヤマゴボウ科 |
3.成長期間 |
4~10月 |
4.花期 |
6~9月 |
5.食用・薬用・毒性 |
毒性あり:全草にサポニン系配糖体を含み、根には硝石やポークウィードマイトジェン(PWM)を含んでいる。 |
6.生育場所 |
北アメリカ原産の多年草。空き地、荒地、道端などあちこちに生育する。 |
7.外観の様子 |
茎:太い円柱形で、赤褐色を帯び、大型の株になる。無毛。 葉:全縁(葉縁のぎざぎざがない)で、両端がとがった大きな葉を互生する。葉質は軟らかい。 花:柄のある花穂に、薄紅色を帯びた白色の花を多数つける。 果実:平たい球形で、熟すと濃紫色になり、つぶすと赤紫色の液が出る。ヤマゴボウは穂が直立するが、本種は垂れ下がる。 |
8.その他 | 在来種のヤマゴボウに似ていることから、「洋種ヤマゴボウ」または「アメリカヤマゴボウ」と呼ばれる。 熟した果実は草花遊びに用いられるが、誤食にはくれぐれも注意する。 食用で「山ごぼう」と呼ばれるものはキク科のモリアザミの根であり、本種およびヤマゴボウは食さない。 |
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