ここから本文です。
本州に分布するクマはツキノワグマです。
ツキノワグマは視力が弱く、聴力と嗅覚に頼って行動、生活しています。
大型で行動は鈍そうですが、人より速く走ることができます。
県内に約1,200頭が生息しています。(R2~R3の調査)
雑食性ですが、おもに山菜や木の実などの植物が中心です。
特に好きなのは、春はブナの花、夏はアリやハチ類、秋にはブナやクリ、クルミなどの木の実などです。
クマは大人になると25~100㎢をテリトリーに行動します。
またエサの豊富なところに何頭ものクマが集まることがあります。
エサが豊富なところによく集まります。
春は、沢沿い、夏はノイチゴの多い林や、アリやハチの巣のあるところ、秋はクルミ、ドングリ、ヤマブドウなどの木の実の多い森です。人里近くに果実をとりに出没することもあります。
夏、一日の中で活発に活動するのは朝夕です。春、秋は昼もよく活動しています。人家の近くへは、夜間にやってくることもあります。
クマとの出会いによる事故が多いのは、春の山菜採りと、秋のコケ(キノコ)採りの時期です。山菜の多い場所にはクマもいることが多いので、山に入るときは音の出るものを身につけて歩くようにしましょう。
12月中旬から4月初旬まで岩穴や樹洞で冬篭もりします。この間にメスは1~2頭の子供を産みます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す