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更新日:2019年9月20日

Q&Aクマとどうつきあうか?

  人とクマが暮らしていくために、皆様からのご質問やご意見などにお答えさせていただきます。

  今後とも、皆様のご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。

被害にあわないために

クマの出没、木の実の豊作・凶作と大量出没

県内のクマ

クマの保護と管理

 

Q1. 私たちがクマの被害にあわないために、一番気をつけなければいけないことは、どのようなことですか?

A1.県では、「クマによる人身被害を防ぐために」というリーフレットを作っています。
このホームページでもご覧いただけますので、ぜひお読みいただきたいと思います。
リーフレットへ(PDF:680KB)

 

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Q2. クマを引き寄せないようにするには、どうしたらいいですか?

A2.クマが出てきた集落には、何か、クマを呼び寄せるようなもの、クマの好物はなかったでしょうか。

1年中:生ゴミ、ドッグフード、漬け物桶、養鶏、養魚用の飼料が屋外にありませんか。

6-7月:サクラの木に野生のサクランボ、スモモなどの果樹はありませんか。

7-8月:お墓や木の洞、家屋に野生ミツバチが巣を作っていませんか。

8-9月:クルミ林に取り残しのクルミの実はありませんか。

秋(10月以降):集落周辺に収穫しない農作物の捨て場、実が残っているカキの木、栗の木、リンゴの木、ギンナンをつけるイチョウの木、クマが潜みやすいヤブがありませんか。

もし心当たりがあったら、地域で協力し、誘引物を無くし、ヤブ刈りを進めましょう。

 

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Q3. クマと出会わないようにするには、どうしたらいいですか?

A3.クマが住む森に近づかないようにしましょう。山仕事や山菜採り、キノコ採り、ハイキング登山、渓流釣りなど、どうしても森に行かなくてはいけない場合は、2人以上で行動し、音の出るものなどで、クマとの出会いを避けるように気をつけましょう。山菜やキノコよりもあなたの命を大切にしてください。

 

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Q4. クマと出会ってしまったら、どうしたらいいですか?

A4.落ち着いて行動することが大切です。速やかに、静かに立ち去りましょう。走って逃げたりしてはいけません。子グマを見かけたら、母グマが近くにいます。とても危険です。速やかに安全なところへ立ち去りましょう。

 

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Q5. クマが襲ってきたら、どうしたらいいですか?

A5.地面にうずくまり(膝をついて、頭を地面につけて顔を隠します)、両手を後頭部で組み、腕で顔面を保護して、クマが立ち去るまで動かないでください。

クマによる人身被害の傷は顔面が多く、クマの爪、または牙で顔面の皮(皮膚と筋肉)がめくられたり、眼球がえぐられて失明するなどの重症を受けることがあります。うずくまって顔面を保護することは、クマからの攻撃を最小限にするための姿勢です。

 

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Q6. クマを見かけたら、どこに知らせればよいのですか?

A6.人家周辺などでクマを見かけたときは、直ちに110番通報するか、最寄りの市役所・町役場へご連絡ください。
クマを見かけた「場所」、「時間」、「大きさ」、「頭数」、「何をしていたか」などをお知らせください。
クマの出没情報は、各市町がきちんと整理・確認し、適切に対応しています。  

 

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Q7. なぜ、クマが人里に出るのですか?

A7.クマは、身を隠すことのできる森の中を生活の場としています。森の中で餌を探し、休息し、冬ごもりし、子供を産み育てます。母グマと共に1年間を過ごし冬眠した子グマは、春に母グマと別れ、独り立ちします。子グマの中には、人里へ迷い込むものもいて、春から夏にかけては里山周辺で独り立ちした子グマの姿を見かけることが多くなります。

秋になると、冬に備えてドングリ類を大量に食べます。この時期、クマはいつもより行動範囲を広げ、餌を探すようになります。そのため、カキや栗の実などがみのる人里近くへも出没すると考えられています。

 

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Q8. クマの目撃件数が多い月は、いつ頃ですか?

A8.例年のクマの目撃件数は6、7月頃がピークで、その後は減っていく傾向にあります。

しかし、クマの好物のドングリ類(ブナ、ミズナラ、コナラ)や栗などの木の実が凶作の年には、里山近くの集落や住宅地でも、9月中旬から急激に目撃が増え、11月まで続くことがあります。平成16年が過去最大で、1,000件を超える目撃記録がありました。また、平成18年、平成22年にも目撃件数が9月中旬から急に多くなり、年間の目撃件数は300件を超えました。

 

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Q9. 令和元年の出没状況は?

A9.今年のクマの出没情報は、令和元年出没情報をご覧ください。

出没位置は、令和元年出没情報地図をご覧ください。

 

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Q10. クマの出没を予測することはできないのですか?

A10.県では、平成17年から、クマの餌となるブナ、ミズナラ、コナラの3種のドングリの豊凶調査(エサ資源調査)を実施し、クマが出没するかどうかを予測しています。

 

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Q11. クマのエサ資源調査は、どのような調査ですか?

A11.クマの好物のドングリが実るブナ、ミズナラ、コナラの3つの樹種について、それぞれ約20数箇所の樹林で、5~6月に行う雄花の落下調査と、8~9月に行う種子(ドングリ)の着果状況調査をしています。

 

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Q12. 令和元年の木の実のなりは?クマの出没は大丈夫ですか?

A12.8月中旬から下旬にかけて、着果状況調査を実施した結果、ブナ、ミズナラは「凶作」、コナラは「並作」となりました。奥山に生育するブナ、ミズナラの実が十分でないことから、クマがエサ資源の豊富な里山に移動し、里山周辺で遭遇する恐れが高まることが考えられますのでご注意ください。

詳細は、令和元年出没予測及び令和元年ツキノワグマ出没注意情報発令(PDF:125KB)をご覧ください。

 

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Q13. 石川県内のクマは、増えているのですか?

A13.石川県内のクマの推定生息数は、平成28年の推計では約1,050頭です。これは、平成7~9年の500~600頭、平成17年~19年の600~800頭、平成22~23年の700~900頭と比べて増加しています。

なお、平成22~23年調査までは、0~2歳の子グマを除く亜成獣・成獣の数で表しています。

 

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Q14. クマの生息地は、拡がっているのですか?

A14.クマが普通に暮らしていたのは、大きな木が生い茂る深い森で、昭和40年代頃まではほぼ白山国立公園の区域に近い狭い地域に限られていました。白山麓の集落近い里山の林でもクマに出会うことはほとんどありませんでした。

しかし、近年は都市周辺の里山まで生息が拡がっています。また、県内の最北は能登町で目撃記録があります。

 

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Q15. クマの生息地は、なぜ拡がったのですか?

A15.昭和40年代までの集落周辺の里山と呼ばれる山林は、毎日の生活資材や製炭、産業で使う薪をとるためにたびたび伐られ、若く細い木ばかりの林しかありませんでした。そのため里山は、ノウサギやタヌキ、キツネなどが住むには適していましたが、クマは住めなかったのです。

しかし、昭和40年代後半からは工場や家庭で燃料にガスや石油を使うようになり、建築用の木材は海外から輸入されるようになり、里山は放置され、木々は伐採されることなく生長し続けました。50年近く経過した現在では、かつての里山は大木が茂り、奥山と同じ状態になってしまいました。そのため、クマは、人の入らない大木の茂る里山の林にも住み始め、子供を産み、育てるようになりました。かつては人とクマを隔てる役割をしていた里山がクマの住処になり、人とクマが隣り合わせで住むようになりました。また、このような里山の森を伝って、住処を拡げていきました。

 

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Q16. 能登半島には、クマはいなかったのですか?

A16.邑知低地帯以北の能登半島では、縄文遺跡からクマの骨や歯などが出土した例がなく、歴史時代(概ね古墳時代以降)にもクマの生息記録がない地域でした。平成19年以降、宝達志水町以北での出没情報が増加し、七尾市南部の山林など邑知低地帯以南の目撃情報も多くなりました。平成25年には、ついに邑知低地帯以北の七尾市で平野部をクマが渡り、初めて目撃情報が寄せられました。さらに、平成28年には、七尾市能登島町、穴水町、能登町、志賀町など邑知低地帯以北での目撃情報やクマの糞などの痕跡情報が多数寄せられました。

 

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Q17. 石川県では、絶滅の心配はありませんか?

A17.古くからクマが暮らしてきた石川県加賀地方の森は、白山を中心として広葉樹林が広い範囲で拡がっています。白山周辺は豪雪地帯で、林業を営むには困難の多い地域でした。また、以前は山間部で出作りや焼き畑などの農耕地がありましたが、昭和40年代を境に、山麓に住んでいた多くの人が町に出て行き、これらの地域は現在では森林に戻っています。そのため、クマの住む森は拡がっています。

また、国立公園や鳥獣保護区に指定され、生息環境ばかりでなく狩猟からも保護されています。白山周辺の生息数は、岐阜県や福井県のクマを加えると2,000頭を遥かに超えており、そのため石川県はクマが持続的に安定して生息できる地域といえるでしょう。

 

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Q18. 四国では地域的にクマの個体数が減少し、九州では絶滅していますが、原因は何ですか?

A18.一般に、生息に大きな影響を与えるのは、クマの住む広大な森が伐採や開発で面積が縮小し、細分化、消滅が進むことです。生息地が破壊され、さらに捕獲が行われると、生息数の減少が進み、絶滅の原因になります。九州や四国、紀伊半島では、クマが絶滅あるいは絶滅に近い状態になりました。これらの地域は温暖な気候に恵まれ、日本で有数の林業地帯です。古くから山林開発が進み、クマの住処となる広葉樹林が伐採され、スギやヒノキなどの植林が進み、クマの生息に適した森林が縮小し、分断化が進み、破壊されました。さらに、林業の害獣として捕獲も進み、クマの生息数が減少し、地域的に絶滅したところもあります。

 

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Q19. クマが杉の皮を剥ぐのは、どうしてですか?

A19.マは5~7月にスギの皮を剥ぎます。形成層(甘皮)の部分を前歯で剥いで、糖分を含んだ樹液を薄皮と共に食べます。植林地内でも、最も成長の良い立派な木が選ばれます。幹にはクマの前歯の跡が残ります。樹液は、スポーツドリンクを少し薄めたぐらいの甘みがあります。クマに皮を剥がれた部分からはカビや腐朽菌が入り、変色したり、腐ったりして木材価値が激減するため、林業家からはクマは大変嫌われ、恐れられています。

 被害状況

クマによる森林被害面積

 

クマに皮を剥がれた部分

クマの被害の木

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Q20. クマは保護しなければいけない動物ですか?

A20.九州ではクマが絶滅しました。また、中国地方や紀伊半島、四国では少なくなっている地域もあり、これらの地方の一部では狩猟が禁止され、保護の対象となっています。

石川県では、クマは生息数も多いことから狩猟ができます。

 

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Q21. 石川県のクマ管理計画には、クマの保護地域がありますが、なぜですか?

A21.クマとのトラブルを抑制しながら、適切な住み分けを実現し、クマも健全に生息できる豊かな自然を守り育て、さらに次世代に引き継いでいくことが大切だと考えています。

そのため、管理計画では、クマの保護地域、人の生活を優先するクマの排除地域、人との住み分けを調整する緩衝地域を設けています。

 

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Q22 クマがおなかをへらしているなら、リンゴやカキ、ドングリなどの餌をあげればいいのに・・・。

A22.リンゴやカキなどの人里にある食べ物をクマに与えることは、餌付けになります。その味を覚えたクマは、人里に好んで暮らすようになり、クマと人が出会う機会がますます増え、危険が増大します。また、森林には、クマの他にも多くの野生鳥獣が生息しています。ドングリをまくことは、クマだけでなく、他の多くの鳥獣を不用意に引き寄せることになり、生態系を混乱させるおそれがあります。

 

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Q23. クマが暮らす森は、どんなところですか?

A23.ブナやミズナラなどの豊かな広葉樹の森が広い範囲に拡がり、さらに餌となる多くの動植物、安心して冬ごもりが出来る大きな木や天然の岩穴があるようなところです。

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Q24. 野生のクマを観察できる施設はありますか?

A24.白山の野生動物を観察する施設が、白山市尾添にある「石川県白山自然保護センター ブナオ山観察舎」です。4月に冬眠から覚めた野生のクマの様子を観察できます。開館期間は、毎年11月中旬から翌年5月初旬までです。クマ以外にも、イヌワシやニホンカモシカ、ニホンザルが観察できます。

 

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Q25. 私たち県民が、クマのためにできることはありませんか?

A25.ではブナの苗を植栽するなど、森を増やす努力もしています。ボランティアの協力により植えられたブナの手入れを行っています。県民の皆様のご協力をお願いします。

 

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Q26. クマを見つけたら、すぐに捕らえるのですか?

A26.の生命や身体の安全を第一に考えています。クマが人里に現れ、人がクマに襲われる危険のある緊急の場合には、市町長は警察署長と県農林総合事務所長に連絡の上、クマを捕らえることができます。

また、スギの木の皮剥ぎなどの農林業への被害がある場合には、許可を受けて捕獲することができる仕組みがあります。この場合、クマハギ防止ネット巻きなどの被害防止対策をとる努力も重要です。

 

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Q27. 殺さずに、放獣はできないのですか?

A27.希少なクマを保護するために放獣が行われてきました。アメリカでは希少なハイイログマを保護するために1980年代から実施されています。性別や年齢、親子など保護する基準がきめ細かく決められています。

日本でも、生息数が少なくクマの絶滅のおそれのある西日本各地で実施されています。これらの地域では、狩猟は禁止され、原則、集落近くに来たクマは捕獲されても出来るだけ放獣し、クマが減らないようにしてきました。

生息数が増加し、生息域も拡大している石川県のクマについては、保護を目的とした放獣の必要性はないと考えています。

 

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Q28. 石川県では、クマ問題に、どのような対策をとっているのですか?

A28.これまで、クマの生息数や分布調査を行うとともに、人とのトラブルをなくすよう、人とクマの適正な住み分けを目標に、関係県、各市町等と協力して、適切な捕獲管理と、良好な生息地の保全を行ってきました。今後も引き続き、被害防止対策などの総合的な対策を講じていくこととしています。また、多くの県民に石川県のクマの現状やその被害対策をお知らせするため、県政出前講座や、クマの目撃があった集落や地域向けのクマ対策セミナーも実施しています。

 

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Q29. クマの対策は、もっと広域的に考える必要があるのではないですか?

A29.マには県境はありません。そのため、クマが連続して生息する地域や遺伝的形質が等しい地域をひとまとめにして、保護と管理をしていく必要があります。石川県を含むクマの生息域は、「白山・奥美濃保護管理ユニット」と呼ばれ、富山、石川、福井、岐阜、滋賀の5県が関係県となります。各県が共同して実態を調査し、保護管理ユニット全体の計画の目標や保全対策を講じていく必要があります。

広域的な観点で、関係県がよく連携して調査検討し対策を講じていくため、国・関係県等で構成する協議会を設け、クマの保護管理について相談しながら対応していくことにしています。

保護管理ユニット

環境省自然環境局生物多様性センター(2004)及び「特定鳥獣保護・管理計画作成のためのガイドライン(クマ類編)(環境省、2017)」より作成。

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Q30. クマと人が平和に暮らしていくため、私たちにどのようなことができますか?

A30.マと人が同じ場所で暮らすことはできません。それは、互いの好ましい環境が異なるからです。

現在、クマの住処が人の生活圏と重なる部分が出てきており、クマが都市や集落地の中心部まで入り込む事件や散歩中の住民がクマに襲われる事故が発生しています。

人とクマが住み分けるには、クマが普通に暮らすようになった里山の林を手入れし、クマの好まない環境を作り出し、クマの住まない地域を人の住む外縁に築くことです。もう一つは、生息密度を低減し、木の実の凶作が発生しても、多くのクマが人の住んでいるところまで出没しないようにすることではないでしょうか。

 

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お問い合わせ

所属課:生活環境部自然環境課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1477

ファクス番号:076-225-1479

Email:e170500@pref.ishikawa.lg.jp

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