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本年も、クマの出没予測のため、「ツキノワグマのエサ資源調査」を実施しました。
8月から9月にかけて実施した「着果状況調査」から推定したブナ科植物(ブナ・ミズナラ・コナラ)の今秋の豊凶事前予測は、以下の通りです。
結果詳細
ブナ | <調査地点21か所> 大豊作4、豊作7、並作6、凶作3、大凶作1 |
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ミズナラ | <調査地点22か所> 大豊作7、豊作9、並作6 |
コナラ | <調査地点23か所> 大豊作4、豊作1、並作9、凶作9 |
※8月にホームページで公開した事前予測を、今後この予測に切り替えます。
事前予測(雄花落下数調査)の結果についてはこちら。
エサ資源調査の結果から、県内のブナ科植物の結実状況は概ね良好であり、今年は平成16年や18年のような平野部への大量出没の可能性は低いと考えられます。
しかし、近年は里山でのクマの活動が見られており、8月以降には金沢市内でもクマとの遭遇による人身被害や出没情報の増加が見られています。
キノコ採りなどで山に入る場合や、クマの出没が見られている地域では、人身被害発生防止のため、以下の事項に十分に注意してください。
<参考>平成16年度~20年度のエサ資源調査結果
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