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今年(平成18年)の種子の生産量は、ブナは凶作、ミズナラが凶~並、コナラが並~豊作と昨年を下回っているものの、全て凶作でクマのエサが不足した平成16年程ではない。
ブナは昨年の大豊作の影響で凶作に、ミズナラは今年の猛暑の影響か春の予想を下回り、コナラは逆に春の予想を上回る地域が多かった。
なお、本年度、クリ及びオニグルミの調査も併せて実施した結果、豊作と予想された。
エサ資源調査(豊凶事前予測)の結果等から、現時点では、クマが大量に人里へ出没する恐れは平成16年程ではないが、エサの豊富な里山へ移動するクマや里山に住み着いているクマもいるとみられることなどから、山間集落など地域によっては出没の恐れがあり、クマを誘因するカキの実の適期摘み取りや集落周辺の草刈りなど、クマを寄せつけない、クマに出会わないよう十分注意する必要がある。
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