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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成22年2月1日 - 4  個性を活かした文化と学術の地域づくりについて

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更新日:2010年4月7日

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県議会の議案説明要旨 - 平成22年2月1日 - 4  個性を活かした文化と学術の地域づくりについて

◎  主な施策の概要について

4  個性を活かした文化と学術の地域づくりについて

第四は、「個性を活かした文化と学術の地域づくり」についてであります。

県庁跡地につきましては、来る四月十日、しいのき迎賓館がオープンいたします。

天然記念物である堂形のシイノキと一体となった大正時代の格調高い姿と、ガラス張りの現代的な空間が融合した建物であり、多種多様な文化の創造と学術交流等により、新たな価値を創造していく施設として大きく生まれ変わります。館内には、周辺文化施設等の総合案内、世界的にも高い評価を得ているシェフの名を冠したレストランやギャラリーなどを設けることとしております。また、オープンを記念した特別展示については、ラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン」の協力を得て、石川の伝統的工芸品とともに、「ルイ・ヴィトン」のアンティーク・トランク等の展示を考えており、今後、開館に向けた諸準備に万全を期していく所存であります。

金沢城公園につきましては、いもり堀がしいのき迎賓館と同じ四月十日に、河北門が二十四日に完成供用いたします。金沢城の実質の正門であった河北門の復元により、城郭としての魅力がより一層高まると同時に、いもり堀の整備により、本丸の石垣と一体となった風格ある金沢城の外堀景観が創出されることとなり、しいのき迎賓館とともに、「兼六園周辺文化の森」の魅力向上と賑わい創出に大きく寄与するものと考えております。

旧体育館跡地の玉泉院丸跡については、これまでの埋蔵文化財調査により、庭園の遺構が比較的良好に残っていることが確認されており、引き続き、全体像の解明を進めると同時に、暫定整備を含めた整備の方向性を検討してまいります。

「ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010」につきましては、「ショパン,ジェネラシオン1810」をテーマに、ゴールデンウィーク期間中に開催いたします。三回目となる今回は、金沢駅周辺はもとより、街なかでの公演も充実することとしており、賑わいの創出と本県音楽文化の国内外への発信に大きく寄与するものと期待しております。

高等教育の振興につきましては、大学コンソーシアム石川や県内高等教育機関と連携し、県外の高校生に学びの地として恵まれた本県の魅力を積極的に情報発信すると同時に、県内の大学等が実施している地域課題研究活動に県内の高校生が参加する機会を設けるほか、県内高等教育機関に在学する一年生を対象に、兼六園周辺文化施設の無料パスポートを発行することといたしました。こうした取り組みを通じて、県内高等教育機関への進学を促進し、「学都石川」の更なる飛躍に繋げてまいりたいと考えております。

看護大学及び県立大学につきましては、来年四月の公立大学法人化に向け、今議会に、「石川県公立大学法人評価委員会」の設置条例を提案しているところであり、今後とも、諸準備に万全を期してまいります。

 

以上

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所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

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