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更新日:2018年2月4日

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議案説明要旨(平成30年第1回県議会定例会) - 平成30年1月30日 - 「未来を拓く心豊かな人づくり」について

◎ 主な施策の概要について

9.「未来を拓く心豊かな人づくり」について

    第九は、「未来を拓く心豊かな人づくり」についてであります。

    本県の公立小中学校及び高等学校の教職員の勤務状況につきましては、昨年度の国の調査結果と同様に、いわゆる「過労死ライン」とされる月八十時間を超える時間外勤務を行った教職員が多数いるなど、多忙化の現状が看過できない状況にあることが明らかになったところであります。

    こうした状況を抜本的に改善するためには、教職員定数の改善が不可欠であり、引き続き、国に対して強く求めてまいりたいと考えております。一方、国の対応を待つだけでなく、教育委員会や学校現場において、できることから取り組みを進めていくことが必要であり、昨年八月に、県や市町の教育委員会、校長会、体育連盟などの代表者で構成する「教職員多忙化改善推進協議会」を設置し、学校現場の意見も聞きながら、協議を進めているところであります。

    本県の現在の高い教育水準を維持しつつ、教職員の勤務時間を減らしていくことは難しい課題ではありますが、学校現場の実情を十分に踏まえつつ、着実に具体の取り組みを進めていくことが重要であると考えております。

    このため、多忙化改善に向けた取り組みを牽引する実践モデル校を指定し、効果や課題の検証を行うとともに、運動部の部活動について、多忙化が著しい中学校を中心に、部活動指導員を一定数配置することとしたほか、教員の定型的な業務を補助するサポートスタッフを配置するなど、学校現場の取り組みを支援することといたしました。

    本年八月に開催される国内ボーイスカウト運動最大の国際キャンプ大会である「第十七回日本スカウトジャンボリー」につきましては、会場整備や開催体制への支援強化など、準備に万全を期してまいります。珠洲市の「りふれっしゅ村鉢ヶ崎」で開催されるこの大会では、国内外から約一万三千人の参加者が訪れる予定であり、本県の青少年野外活動に対する取り組みや能登の豊かな自然や文化を、余すところなくアピールしてまいりたいと考えております。

以上

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