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更新日:2020年2月28日

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議案説明要旨(令和2年第1回県議会定例会) - 令和2年2月25日 - 予算編成の基本方針について

予算編成の基本方針について

  さて、本年は、四月には金沢港クルーズターミナル、七月には国立工芸館と金沢城公園の鼠多門・鼠多門橋が完成・供用することから、これらを最大限に活用し、交流人口のさらなる拡大を図ってまいりたいと考えております。これまで整備を進めてきた交流基盤を一層連携させながら、開業効果の持続・拡大と県内全域への波及を図る取り組みを加速させてまいります。

  また、この五年間の成果を基に、本県のさらなる発展につなげていくためには、石川の個性ともいうべき財産により一層の磨きをかけていくことが重要であります。新たな県立図書館の整備や金沢城二の丸御殿の復元整備を目指した取り組みなど、本県の文化に厚みを加えていくとともに、農林水産物のブランド化を含めた産業の競争力強化を図ってまいります。

  一方、県民生活の安全・安心の確保は、片時も怠ってはならない行政の基本的な責務であります。県民の皆様が安心して暮らし、心豊かに生涯を過ごすことができるよう、先に申し述べた新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、防災・減災対策、少子高齢化対策などに着実に取り組んでまいります。

  こうした施策を実行していくための基盤となる本県の財政状況につきましては、これまでの職員数の削減といった行財政改革の効果等により、本年度も八年連続で、財政調整基金及び減債基金の取り崩しに頼らない収支均衡を達成できる見込みとなりました。

  一方、新幹線敦賀延伸などに伴う公債費の増加が、財政の圧迫要因となることが予想されることから、将来の財政負担の軽減を図るため、県債三十億円を繰上償還するなど、引き続き、財政健全化に向けた取り組みを進めてまいります。

  今回の予算は、以上申し述べた考え方を基本に、現下の経済成長の軌道を確実なものとするための国の経済対策に呼応し、令和二年度当初予算と令和元年度補正予算を実質的な当初予算として一体的に編成したところであり、以下、その主な施策につきまして概要をご説明申し上げます。

  以上

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電話番号:076-225-1221

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