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更新日:2019年9月9日

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議案説明要旨(令和元年第4回県議会定例会) - 令和元年9月6日 - 豚コレラ対策について

豚コレラ対策について

  本日、ここに、令和元年第四回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

  はじめに、昨年九月に岐阜県の養豚農家で発生して以降、感染が拡大している豚コレラにつきましては、県内で感染イノシシが発見される前から、養豚農家への立ち入り検査を強化したほか、ウイルスを媒介しているとみられる野生イノシシの侵入防止柵の設置や捕獲調査、津幡町とかほく市の山間部における経口ワクチンの散布など、必要な対策を前倒しして講じてまいりました。

  一方、先月には、国において、豚コレラの発生事例を分析した上で、養豚農家が取り組むべき防疫措置に係る提言がなされたところであります。

  こうした中、先月来、本県においても感染イノシシが発見されていることを受け、国の提言を踏まえながら、これまでの取り組みを一段と強化し、養豚農家への感染防止に向けた総合的な対策を実施することといたしました。

  具体的には、国が義務付けることとした侵入防止柵の設置に加え、小動物を介した感染の可能性が指摘されていることから、侵入防止ネットの設置等を本県独自に必須とするほか、国が推奨する養豚農家に出入りする車両の消毒機材の導入等を促進するなど、防疫体制のさらなる強化に向けた一連の取り組みを支援することといたしました。

  さらに、野生イノシシの感染状況を把握するための調査檻を百五十基から三百基に倍増させ、県下全域での捕獲体制を整えるとともに、捕獲したイノシシの適切な埋却に係る費用を支援することといたしました。加えて、同一の検査室で感染の疑いのある豚と野生イノシシの検体が交差し、ウイルス検査に支障が生じることのないよう、国の指導に基づき、野生イノシシ専用の検査室を新設することといたしました。

  経口ワクチンの散布については、明日から津幡町とかほく市で二回目の散布を開始いたします。加えて、かねてから国に要望していたワクチンの追加配布を受け、宝達志水町、羽咋市、志賀町、中能登町、七尾市の山間部でも明日から散布を開始し、養豚農家が所在するかほく市以北への感染イノシシの侵入防止対策を強化することとしております。

  昨日には、国から、「豚コレラ終息に向けた今後の対策」が示されたところであり、こうした国の知見や他県の取り組みを踏まえ、市町や関係団体とも十分連携しながら、豚コレラ対策に万全を期してまいります。

 

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