議案説明要旨（平成29年第4回県議会定例会） - 平成29年12月1日 - 金沢港について

◎県政の諸課題の進捗状況について

3.金沢港について

    金沢港につきましては、来年のクルーズ船の寄港は、三年目を迎えるコスタ社の日本海周遊クルーズを含めて現時点で四十五本が予定されており、新たに就航する二社を含め、寄港する船会社は、五年前の倍以上となる十社となる見込みとなっております。金沢港がクルーズの拠点として飛躍するためには、多くの船会社を誘致することが重要であり、引き続き、新規開拓に積極的に取り組んでまいります。

    また、コンテナ貨物の取扱量については、過去最高であった昨年をさらに上回るペースで順調に推移しているところであり、荷役作業の強化を図るため、整備を進めてきた二基目のガントリークレーンの御供田ふ頭への据え付けが完了し、来春の稼働に向けて、現在、試運転などの準備作業を行っているところであります。

    クルーズ船と貨物の増加に対応した金沢港の機能強化整備については、現在、設計を進めるとともに、今月から東部工業用地の造成工事に着手することとしており、東京オリンピック・パラリンピックの前年である平成三十一年度までの完成を目指し、スピード感をもって整備を進めてまいります。

 

以上

●目次に戻る ●前へ戻る ●次へ進む