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更新日:2019年6月17日

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議案説明要旨(令和元年第3回県議会定例会) - 令和元年6月11日 -6.「安全・安心と豊かな里山里海に包まれる環境づくり」について

◎主な施策の取り組み状況について

6.「安全・安心と豊かな里山里海に包まれる環境づくり」について

  第六は、「安全・安心と豊かな里山里海に包まれる環境づくり」についてであります。  

  斜面の崩落により無料区間が通行止めとなっている白山白川郷ホワイトロードにつきましては、今月七日に有料区間が開通し、岐阜県側から中宮温泉までのアクセスが確保されたところであります。また、崩落個所については、応急対策工事に全力で取り組んでいるところであり、工事が順調に進捗すれば、来月二十日までには片側交互通行で供用したいと考えております。白山白川郷ホワイトロードは、交流人口の拡大に資する重要な広域観光道路であることから、一日も早い復旧に向けて取り組んでまいります。

  近年、全国各地で集中豪雨による河川の氾濫や農業用ため池の決壊が相次いでおり、本県においても、昨年八月の能登地域を中心とした大雨で被害が発生いたしました。こうした状況を踏まえ、「国の防災・減災に係る三カ年の緊急対策」に呼応し、河川やため池の防災対策に取り組んでおり、先般、地域防災計画にも反映したところであります。

  河川については、再来年の出水期までに、必要な全ての河川で堆積土砂の除去を行うこととしております。本年度は、昨年の豪雨で越水や著しく水位が上昇した河川で優先的に取り組んでおり、越水した十一の河川では既に除去を完了したところであります。

  ため池については、堤防補強を進めるとともに、現在利用されておらず、大雨で決壊し人的被害を与える恐れのある百五十四カ所のため池を本年度から三カ年で廃止することといたしました。

  原子力防災対策につきましては、原子力規制委員会による原子力災害対策指針の改定等を踏まえ、大規模な自然災害等との複合災害時における医療体制の強化など、原子力防災計画の見直しを行ったところであります。今後とも、国の動向を見極めながら、県民の安全・安心の確保のため、原子力防災対策にしっかりと取り組んでまいる所存であります。

  県立学校における暑さ対策につきましては、現在、特別支援学校と金沢錦丘中学校において、冷房設備の整備を進めているところであり、今月末には完了する見込みとなりました。また、高等学校における普通教室については、引き続き来年夏までの供用を目指し、鋭意、整備を進めてまいります。

  県立中央病院につきましては、来院者用駐車場の整備を進めており、今月末から供用を開始することとしております。引き続き、春の桜や秋の紅葉など季節感あふれる樹木を植栽し、病院を利用される皆様方が心身ともに療養できる良好な環境を整備してまいります。

  老朽化、狭隘化が著しい県立高松病院の管理診療棟につきましては、現在地で外来診療などを続けながら順次建て替えを行うこととしており、来月二十七日に起工式を執り行う予定としております。認知症や発達障害など様々な患者の状況に対応した受診環境の向上と、認知症医療の中核病院にふさわしい研修環境の充実を図ってまいります。

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電話番号:076-225-1221

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