議案説明要旨（令和元年第4回県議会定例会） - 令和元年9月6日 - 7.「みんなで支えるやすらぎと絆の社会づくり」について

◎9月補正予算の編成について

7.「みんなで支えるやすらぎと絆の社会づくり」について

  第七は、「みんなで支えるやすらぎと絆の社会づくり」についてであります。

  障害のある方もない方も、互いにその人格と個性を尊重し、共に支え合いながら、安心して生活できる共生社会の実現に向け、今議会に条例を提案しているところであります。今後、障害者の方々への配慮について理解を促進するための普及啓発に取り組むとともに、共生社会づくりを実践する地域コミュニティを認証する本県独自の制度を設けることとしております。こうした取り組みを通じ、障害を理由とする差別を解消し、障害の有無によって分け隔てられることのない石川県づくりに取り組んでまいります。

  石川障害者職業能力開発校につきましては、昭和四十五年に身体障害者を対象とした国立県営の職業訓練校として開校し、平成六年には知的障害者専門の訓練科を設置するなど、これまで障害者の方々への職業訓練を通じた就職支援に努めてまいりました。こうした中、近年、精神障害者の方々の入校が増えていることから、来年四月から精神障害者専門の訓練科を新設することといたしました。今後とも、障害者の方々の社会参加を後押しできるよう、しっかりと準備を進めてまいります。 

 

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