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更新日:2019年6月17日

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議案説明要旨(令和元年第3回県議会定例会) - 令和元年6月11日 - 欧州訪問について

◎欧州訪問について

  先日、酒造業界をはじめとする産業界の皆様方とともに欧州を訪問いたしました。

  欧州においては、近年、日本酒や発酵食品など和食の人気が高まっていることに加え、本年二月、日本と欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)が発効し、県内企業の輸出拡大の追い風となっております。このため、二大消費地であるロンドンとパリにおいてビジネス商談会を開催したところ、いずれの商談会においても、参加した県内企業と想定を上回る百社を超える現地バイヤー等との間で活発な商談が行われました。

  また、「食の都」ともいわれるパリにおいて、バイヤーや著名なレストランシェフ、観光関係者などに対し、地酒や加賀料理を伝統的工芸品の器で堪能いただき、本県の食文化を総合的に発信いたしました。

  商談会や食文化提案会に参加したバイヤー等からは、本県酒造メーカーが欧州向けに開発した地酒をはじめとする県産品に高い評価をいただきました。特に、パリのレストランからは、早速、本年秋に、本県の地酒とともに醤油や味噌などの発酵食品を活かした料理を伝統的工芸品の器で提供するほか、これらの県産品を販売する「石川フェア」を開催するとの意向が示されたところであります。

  参加企業からは、今後の販路開拓に大きな手応えを感じ、新たに構築したバイヤーとのネットワークなどを最大限に活用して欧州への輸出拡大を目指したいとの意欲が示されたところであり、県としても、こうした県内企業の取り組みを一層後押ししてまいります。

  本県では、これまで、新幹線開業後の入り込み客数の増加が著しい欧州において、現地旅行会社とのネットワークの構築などに積極的に取り組んでまいりました。とりわけ、誘客拡大の絶好の機会である東京オリンピック・パラリンピックの開催が一年後に迫る中、こうした取り組みを具体の旅行商品の造成につなげるため、ロンドンとパリにおいて観光セミナーを開催いたしました。現地の三十社を超える旅行会社からは、改めて、本県が誇る自然や歴史・伝統、食文化など「本物の日本」の魅力を高く評価いただき、特に現地の富裕層向け旅行会社からは、本県への送客の意向が示されたところであります。これにより、「海外誘客百万人構想」の実現に大きな弾みがつくものと考えております。

  加えて、エバー航空パリ支社から、台北乗り継ぎによるフランスからの誘客についての提案を受けました。本県には小松・台北便が就航しており、エバー航空と連携して利用促進に取り組んできたことにより、就航以来高い搭乗率を維持し、便数も増やしてまいりました。これらが評価されたことが今回の提案につながったものであり、小松・台北便に新たな価値が加わるものと考えております。今後、エバー航空と協力しながら、旅行商品化に向けてしっかりと取り組んでまいります。

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