議案説明要旨（平成29年第4回県議会定例会） - 平成29年12月1日 - 文化の振興について

◎県政の諸課題の進捗状況について

5.文化の振興について

    文化の振興につきましては、十月六日から十一月二十六日までの五十二日間にわたり、全国から工芸関係者が参加し、県内各地の美術館や高等教育機関などにおいて、シンポジウムや展示会を開催する工芸の祭典「二十一世紀鷹峯フォーラム」が、三大都市圏以外で初めて開催されました。県内で百六十を超える事業が展開され、石川から広く国内外に向けて、工芸の魅力を強力に発信するとともに、工芸関係者の連携が深められたところであります。

    また、これに併せて、先月十一日から今月十七日まで、県立美術館において、「東京国立近代美術館工芸館名品展」を開催しているところであります。二回目となる今年度は、工芸館の主力である「陶磁」をテーマに、文化勲章受章者や人間国宝の方の作品など五十四点を展示し、多くの方々にご来館いただいております。今後とも、独立行政法人国立美術館や金沢市と連携し、工芸館の移転整備並びに移転に向けた気運の醸成に、しっかりと取り組んでまいります。

 

以上

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