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ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(令和元年第4回県議会定例会) - 令和元年9月6日 - 5.「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」について
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更新日:2019年9月9日
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第五は、「少子高齢化を見据えた希望と安心の社会づくり」についてであります。
少子化対策につきましては、現在、新たなエンゼルプランの策定作業を進めているところであり、昨年度実施した県民意識調査では、未婚者の約六割が結婚を希望し、また、子育てに対する不安も依然として高い結果となっていることから、こうした県民の希望や不安に対応する施策を充実させるべく、しっかりと検討を進めてまいります。
一方、深刻な社会問題となっている児童虐待の未然防止など早急に対応すべきものについては、プランの策定を待つことなく、必要な対策を講じることとしております。
児童虐待については、近年、本県を含め全国で児童相談所での相談件数が増加しており、他県では子どもの生命が奪われる事件が発生しております。こうした状況を踏まえ、児童虐待の未然防止や早期発見・早期対応に向け、外部の有識者を交えた「児童虐待防止強化推進会議」を立ち上げ、これまでの取り組みを総点検するとともに、さらなる対応が必要なものについて具体の対策を検討していくことといたしました。さらに、虐待につながる子どもを取り巻く家庭環境の変化などを把握し、関係者間でしっかりと情報共有を図ることができるよう、市町の母子保健担当職員と児童福祉担当職員との合同研修を実施することといたしました。
本県では、これまで、保育や幼児教育の質の向上を図るため、認定こども園や保育所、幼稚園に対して経験豊富な園長等からなるアドバイザーを派遣し、保育教諭等に助言や支援を行う国のモデル事業に取り組み、現場から高い評価をいただいたところであります。このため、今後、こうしたアドバイザーの派遣を本格的に実施していくこととし、本年度は本県独自に「いしかわ保育・教育アドバイザー養成プログラム」を策定することといたしました。
これらの取り組みについては、新たなエンゼルプランに盛り込み、子育て環境のさらなる充実につなげていきたいと考えております。
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