県議会の議案説明要旨 - 平成18年11月28日 - 中国、韓国の訪問について

◎  中国、韓国の訪問について

本日、ここに、平成十八年第五回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

はじめに、先月十七日から二十二日にかけて、県議会や経済界などの皆様方とともに、中国を訪問し、上海市及び江蘇省において、友好交流、観光交流を一層推進していくことを確認すると同時に、一般の方々を対象とした観光プレゼンテーションや伝統芸能披露などを行い、本県のPRに努めてまいりました。
  
また、今月十五日から十八日にかけて、経済界の皆様方とともに韓国を訪問いたしました。大韓航空を訪問した際には、小松・ソウル便の定期便の継承についてお礼を申し上げたほか、今後、双方向で利用促進を図っていくことで合意いたしました。

さらに、ソウル市内において、本県の知名度向上を図るとともに観光誘客の促進を働きかけるため、観光プレゼンテーションや石川の魅力を紹介したパネル展示を実施したほか、旅行代理店を訪問し、旅行代理店側からは石川県への送客について積極的に努力したいとの意向が示されるなどの成果につながったところであります。今回の訪問を足がかりに、小松・ソウル便を活用した韓国からの更なる誘客に努めてまいりたいと考えております。

この中国及び韓国訪問に際し、中国の上海市、青島市及び大連市においては、中国航路の利用促進に向けたセミナー開催などのポートセールス活動を、また、韓国のソウル市及び釜山市においては、アジアのハブ港である釜山港との連携を強化するため、韓国航路の拡充等に向けた要請活動を、トップセールスとして実施してきたところであります。現地関係者の生の声など、今回の訪問結果を踏まえ、金沢港の更なる利用促進に努めてまいる所存であります。

 

以上

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