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更新日:2021年2月16日

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トマト 半身萎凋病

地際部断面の黒変の画像
(画像1)地際部断面の黒変。微小菌核が形成されている

微小菌核の画像
(画像2)地際部断面に形成された微小菌核

分生子柄と分生子の画像
(画像3)病原菌の分生子柄と分生子。輪生するフィアライドの先に無色楕円形単細胞の分生子を形成する。

項目

内容

1.宿主名

トマト

2.宿主科名

ナス科

3.病名

半身萎凋病

4.病原

Verticillium dahliae(バーティシリウム・ダーリアエ)

5.診断

下位葉から黄化萎凋し、しだいに枯れ上がり、上位葉に進展する。

6.診断のコツ

導管の褐変は不明瞭で、肉眼や、顕微鏡での診断は困難であり、被害組織からの菌の分離培養に頼ることが多いが、微小菌核の観察は比較的容易である。
茎の地際部を切断しておくと、数日で多数の微小菌核を形成することがある。バーティシリウムの診断同定には、この微小菌核を用いることが多い。
根の分岐部付近にも微小菌核を形成する傾向がある。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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