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更新日:2023年8月29日

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フリージア ネダニ

葉の症状の画像
(画像1)左:黄化葉
(画像2)右:白化葉

ネダニの成虫の画像
(画像4)ネダニの成虫(上方)と幼虫(下方)

球茎の症状の画像
(画像3)球茎の黒変崩壊症状

ネダニの卵塊の画像
(画像5)ネダニの卵塊

項目

内容

1.宿主名

フリージア

2.宿主科名

アヤメ科

3.病名

ネダニ

4.病原

Rhizoglyphus robini(リゾグリフス・ロビニ)

5.診断

球茎内部が黒粉状に崩壊していることが多い。地上部の症状は黄化や白化としてあらわれる。
被害組織には、卵、幼虫成虫が混在し、卵塊となっていることもある。
生育期では細菌、糸状菌による立枯症状と、肉眼だけでは識別が難しい場合があり、混発もあるので、顕微鏡観察による原因の特定が重要である。
球根貯蔵中にも被害が拡大し、底部から内部にかけて黒粉状に崩壊する。貯蔵前に球根消毒を行う。

6.診断のコツ

ネダニの確認の他、首腐病、球根腐敗病、立枯病などの可能性、混発も確認する。
ユリ、チューリップ、スイセン、フリージアなど多くの球根類に被害が見られる。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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