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更新日:2022年11月29日

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サトイモ 乾腐病

イモの症状の画像
(画像1)底部から乾腐したイモ。断面は赤色を呈する。

小型分生子の画像
(画像2)病原菌の小型分生子

分生子の画像
(画像3)フザリウム・ソラニーの小型分生子。菌糸から分岐した長い分生子柄が特徴である。

項目

内容

1.宿主名

サトイモ

2.宿主科名

サトイモ科

3.病名

乾腐病

4.病原

Fusarium solani(フザリウム・ソラニー)
Fusarium solani f. sp. radicicola(フザリウム・ソラニー)
Fusarium oxysporum(フザリウム・オキシスポルム)

5.診断

イモの底部から腐敗陥没していた。イモの断面は赤色を呈していた。腐敗陥没部の表面に生じていた白いカビをセロハンテープを用いて移し取り顕微鏡で観察するとフザリウム菌の小型分生子が認められた。

6.診断のコツ

小型分生子は長い分生子柄先端のフィアライド上に形成されており、フザリウム・ソラニーと診断した。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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