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更新日:2021年3月2日

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トマト ばら色かび病

果実の病徴の画像
(画像1)果実の病徴

病原菌の分生子の画像
(画像2)病原菌の分生子

分生子の拡大画像
(画像3)病原菌の分生子拡大

項目

内容

1.宿主名

トマト

2.宿主科名

ナス科

3.病名

ばら色かび病

4.病原

Trichothecium roseum(トリコテシウム・ロゼウム)

5.診断

果実に発生する。果実の傷口、果頂部、ヘタ部分から感染し、表皮を残して果実内部を腐敗させる。
本症状はヘタ部分から侵入し、果実内部に褐変腐敗が広がっている。ヘタ周囲に淡桃色のカビを生じている。

6.診断のコツ

白色~淡桃色のカビを検鏡すると、無色2細胞、ひょうたん型の分生子を観察できる。
多犯性病害であり、キュウリ、メロン、リンゴ、ナシ、オウトウなど他の果実にも被害を及ぼす。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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