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更新日:2020年12月10日

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ブロッコリー ピシウム腐敗病(苗立枯症状)

地際の症状の画像
(画像1)地際の症状

病原菌の卵胞子の画像
(画像2)病原菌の卵胞子

 

圃場の潅水状況の画像
(画像3)圃場の潅水状況 

項目

内容

1.宿主名

ブロッコリー

2.宿主科名

アブラナ科

3.病名

ピシウム腐敗病(苗立枯症状)

4.病原

Pythium ultimum(ピシウム・ウルティムム)

5.診断

5月中旬に持ち込まれた、ピシウム腐敗病による苗立枯症状。地際のくびれから当初、リゾクトニア菌を疑ったが、変色部にセロテープを押し当てて罹病組織を採取し顕微鏡観察すると、ピシウム菌の卵胞子が多数形成されていた。
圃場での発生状況を見ると、立ち枯れが起きている手前の方で畝間に滞水が見られるが、滞水していない奥の方では青々と生育している。排水不良は大きな発病原因になる。

6.診断のコツ

肉眼的診断ではリゾクトニアと誤診しやすい。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

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