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令和2年度第2回「動物愛護について」

調査概要

県では、動物も家族の一員として、人と動物がより良い関係で暮らせる地域社会づくりに向けて、平成20年3月に「いしかわ動物愛護管理推進計画」を策定し、実効性のある施策を行うことにより、動物の愛護及び管理を推進してきました。
今回、この計画について、平成26年3月に引き続き2回目の見直しを行うにあたり、皆様のご意見を反映させるため、アンケート調査を実施しました。

 

  • 調査期間

    令和2年7月20日～8月2日

  • 回答者数

    575人（回答率91.4%）

    本結果に係るパーセンテージは小数点第2位を四捨五入しています（以下同様）

 

調査項目

 

調査結果

設問1.あなたご自身のことについてお伺いします。

設問1-1.性別をお答えください。

「女性」が59.1%、「男性」が40.9%であった。

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設問1-2.年齢をお答えください。

「40～49歳」が28.3%と最も多く、次いで「50～59歳」が21.4%、「60～69歳」が17.4%であった。

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設問1-3.世帯構成についてお答えください。

「二世代世帯（親と子）」が56.7%と最も多く、次いで「一世代世帯（夫婦・パートナーのみ）」が25.4%、「三世代世帯（親と子と孫）」が9.6%であった。

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設問1-4.自宅についてお答えください。

「一戸建て」が84.3%、「集合住宅（アパート、マンション等）」が15.7%であった。

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設問1-5.現在、自宅でペットを飼っていますか。（当てはまるものをすべて選択）

「飼っていない」が81.6%と最も多く、次いで「猫を飼っている」が7.5%、「犬を飼っている」が6.8%であった。

2_01-05

設問1-6.ペットを飼っている理由をお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「潤いや安らぎを与えてくれるから」が84.0%と最も多く、次いで「自分や家族が動物を好きだから」が65.1%、「子供が心豊かに育つから」が24.5%であった。

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（「その他」の主な意見）

  • 飼えなくなった知人に頼まれて譲り受けたから

  • 拾ったから

  • 住みつかれたから

 

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設問2.犬の飼育状況についてお伺いします。

設問2-1.飼っている犬が迷子になった場合に備え、名札などによって所有者（飼い主）を明示していますか。

「明示していない」が59.0%と最も多く、次いで「すべての犬に明示している」が38.5%、「分からない」が2.6%であった。

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設問2-2.どのような方法で所有者（飼い主）を明示していますか。（当てはまるものをすべて選択）

「名札」が46.7%と最も多く、次いで「マイクロチップ」と「鑑札・注射済票」が33.3%であった。

2_02-02

設問2-3.所有者（飼い主）を明示していない理由をお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「その他」が47.8%と最も多く、次いで「面倒だから」と「犬が嫌がるから」が30.4%であった。

2_02-03

（「その他」の主な意見）

  • 室内で飼っており、外へ出さないから

  • マイクロチップを埋め込むのは可哀想だから

  • 特に気にしていなかったから

設問2-4.飼っている犬に、不妊去勢手術をしていますか。

「すべての犬に手術している」が74.4%と最も多く、次いで「手術していない」が23.1%、「一部の犬には手術している」が2.6%であった。

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設問2-5.不妊去勢手術をしていない理由をお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「犬が可哀想だから」が70.0%と最も多く、次いで「お金がかかるから」が50.0%、「その他」が30.0%であった。

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（「その他」の主な意見）

  • 妊娠させないように気を付けているから

  • 犬が老齢だから

 

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設問3.猫の飼育状況についてお伺いします。

設問3-1.飼っている猫が迷子になった場合に備え、名札などによって所有者（飼い主）を明示していますか。

「明示していない」が69.8%と最も多く、次いで「すべての猫に明示している」が27.9%、「分からない」が2.3%であった。

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設問3-2.どのような方法で所有者（飼い主）を明示していますか。（当てはまるものをすべて選択）

「マイクロチップ」が75.0%と最も多く、次いで「名札」が33.3%、「その他」が8.3%であった。

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設問3-3.所有者（飼い主）を明示していない理由をお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「その他」が63.3%と最も多く、次いで「猫が嫌がるから」が40.0%、「面倒だから」が6.7%であった。

2_03-03

（「その他」の主な意見）

  • 室内で飼っており、外へ出さないから

  • 必要性を感じないから

  • メリットが分からないから

設問3-4.飼っている猫に、不妊去勢手術をしていますか。

「すべての猫に手術している」が97.7%と最も多く、次いで「手術していない」が2.3%であった。

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設問3-5.不妊去勢手術をしていない理由をお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「猫が可哀想だから」が100%であった。

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設問3-6.飼っている猫の飼育場所をお答えください。

「家の中だけで飼っている」が93.0%と最も多く、次いで「家の中だけでなく、外にも出して飼っている」が4.7%、「その他」が2.3%であった。

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設問4.ペットの終生飼育（ペットが一生を終えるまで飼うこと）についてお伺いします。

設問4-1.これまでに飼ったペットは、その一生を終えるまで飼育しましたか。

「すべて最後まで飼育した」が91.3%、「途中で飼育をやめたことがある」が8.7%であった。

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設問4-2.ペットの飼育を途中でやめた理由をお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「その他」が45.7%と最も多く、次いで「引っ越し（転居先で飼えなかった場合を含む）」が22.9%、「飼い主（ペットの面倒を見る人）の死亡・病気・ケガ等」と「ペットの病気・ケガ等」が11.4%であった。

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（「その他」の主な意見）

  • 知人に求められて譲り渡したから

  • ペットが原因のアレルギー疾患にかかったから

  • 脱走されて行方不明になったから

設問4-3.途中で飼育をやめたペットはどうしましたか。（当てはまるものをすべて選択）

「飼うことができる人・団体に譲渡した」が42.9%と最も多く、次いで「その他」が34.3%、「保健所に引き取ってもらった」が17.1%であった。

2_04-03

（「その他」の主な意見）

  • 川へ返した

  • 脱走されたため不明

 

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設問5.ペットの災害対策についてお伺いします。

設問5-1.災害時は、同行避難（ペットと共に安全な場所まで避難すること）が原則とされていることを知っていますか。

「知らない」が67.3%、「知っている」が32.3%であった。

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設問5-2.災害時に備え、どのような準備をしていますか。（当てはまるものをすべて選択）

「ペット用のエサの確保」が42.5%と最も多く、次いで「準備していない」が40.6%、「避難所や避難ルートの確認」が18.9%であった。

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設問5-3.災害時、ペットに関して望むことをお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「ペットの一時預かり所（避難所外）の開設」が56.9%と最も多く、次いで「ペットを世話できる空間（避難所内）の確保」が56.0%、「ペット用のエサの確保」が52.3%であった。

2_05-03

 

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設問6.犬・猫による迷惑についてお伺いします。

設問6-1.直近3年以内で、犬・猫による迷惑を受けたことがありますか。（当てはまるものをすべて選択）

「迷惑を受けたことはない」が36.5%と最も多く、次いで「自宅の敷地内に糞尿をされる」が31.8%、「自宅の近隣で糞が放置されている」が29.0%であった。

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設問6-2.その迷惑の原因となった犬・猫についてお答えください。（当てはまるものをすべて選択）

「飼い主のいる犬」が42.5%と最も多く、次いで「飼い主のいない猫（野良猫）」が36.4%、「飼い主のいる猫」が25.2%であった。

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設問6-3.現在、あなたの身近で、野良犬・猫への無責任なエサやりによって、生活環境が悪化（臭いや糞など）している事例はありますか。

「ない」が50.6%と最も多く、次いで「分からない」が31.7%、「ある」が17.6%であった。

2_06-03

設問6-4.地域猫活動（※）を知っていますか。

「聞いたことがない」が53.4%と最も多く、次いで「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」が36.2%、「よく知っている」が10.4%であった。

2_06-04

※：
地域住民の十分な理解のもと、野良猫を管理（不妊去勢手術、適切なエサやり、糞尿対策など）しながら頭数を減らすことで、糞尿や鳴き声などの問題解決を目指す活動のこと。

設問6-5.地域猫活動についてお答えください。

「賛成する」が59.1%と最も多く、次いで「どちらとも言えない」が30.3%、「関心がない」が6.4%であった。

2_06-05

 

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設問7.県の取組についてお伺いします。

設問7-1.県が、保護した動物の譲渡事業を行っていることを知っていますか。

「知らない」が53.4%、「知っている」が46.6%であった。

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設問7-2.ペットの殺処分については、どのような場合に許容できると考えますか。（当てはまるものをすべて選択）

「病気やケガから回復の見込みがない場合」が50.8%と最も多く、次いで「攻撃性や病気などが原因で、新しい飼い主に譲渡できない場合」が39.7%、「回復の見込みにかかわらず、病気などの苦しみから解放させる場合」が35.8%であった。

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設問7-3.動物の愛護及び管理に関してご意見があれば記載してください。（自由記載）

（主な意見）

  • 県による譲渡事業についてもっと周知してほしい。

  • 動物の譲渡事業はもちろんのこと、無責任な飼い主を減らすための啓蒙を推進してほしい。

  • 無責任に安易な飼育をさせないよう、命の大切さについての教育が重要です。

  • 動物に無関心・苦手な方とペット愛好家との相互理解が必要であり、正しい知識や思いやりが大事だと思う。

  • 以前に比べて野良犬や野良猫が減っているのは、飼い主のマナー向上や関係団体等の力があってこそだと思います。

  • 被災時のペットの取扱いや環境についての情報が足りないと感じます。

  • 人間もペットも安全で自由に暮らせる社会であってほしい。

 

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