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更新日:2024年2月14日

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ヒトパピローマ(HPV)ワクチンについて          irasuto

~1分でわかるHPVワクチンについて~  ※詳細については、本文をご覧ください。

・子宮頸がんはがんの中で唯一、ワクチンによって発症のリスクを減らすことが出来る

→新しい9価ワクチンでは、子宮頸がんの原因となるHPV型の約90%を防ぐことができる

・現在、全額公費接種対象者は、小学校6年~高校1年相当の女子と平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女性である

・HPVワクチンの安全性については、国の審議会において、特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性がリスクを明らかに上回ると認められている

・予防接種前にワクチンの効果やリスクについてよく理解し、不安を軽減しておくことが重要

→ワクチン(HPVワクチンに限らず)接種後によく起きる症状として、接種した部位の腫れや痛みなどがある

→不安や恐怖心などが引き金となり、様々な症状がでることもある(特に10歳代(特に女の子)はこの反応が起こりやすい)

ワクチン接種の有無に関わらず、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けることが大切

目次

・効果

・対象者・スケジュール(接種回数など)

・安全性について

・ワクチンのリスク(副反応)について

・健康被害救済制度

・接種状況

・相談窓口

・参考資料、Q&A

効果

子宮頸がんの発症などを予防するワクチンです。

子宮頸がんの大部分はHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することが原因です。HPVは主に性的接触により感染します。

HPVワクチンの感染予防効果は、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)では、約50~70%、9価ワクチン(シルガード9)では、約80~90%HPV感染を​​​​防ぐことができます。

最も効果が高いのは、16歳頃までに接種することですが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があることが、国内外の研究で示されています。

また、すでに性交経験がある場合でも、ワクチンを接種すれば、新たに侵入するHPV型の感染を防ぐことができるので、予防効果が期待できます。

ただし、100%予防できるわけではないので、子宮頸がん検診を定期的に受診することも大切です。

対象者・スケジュール(接種回数など)

定期予防接種は、小学校6年~高校1年相当の女子が対象となります。

また上記以外に、現在は、接種機会を確保する目的として、

平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女性については、令和7年(2025年)3月末まで公費で接種できます。

※公費の補助がない場合(全額自費)の接種費用は、サーバリックスおよびガーダシルでは3回接種で約4~5万円、シルガード9では3回接種で約8~10万円、2回接種で5~7万円です。

スケジュールについては、接種するワクチンの種類により異なるため、以下を参照ください。

・一般的な接種スケジュール(JPG:77KB)

安全性について

令和3年11月12日に開催された会議において、安全性について特段の懸念が認められないことが確認されています。また、HPVワクチンは今では世界100カ国以上で定期接種ワクチンになっています。

詳細は以下をご覧ください。

第69回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料1-2「HPVワクチンの安全性・有効性に関する最新のエビデンスについて」(外部リンク)

第26回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料5-2「HPVワクチンのキャッチアップ接種に関する有効性・安全性のエビデンスについて」(外部リンク)

ワクチンのリスク(副反応)について

定期接種対象の3種類のワクチンの接種後の症状として頻度の高いものは、接種部位の疼痛、発赤(紅斑)、腫脹です。

→ワクチン毎における接種後起こり得る症状(副反応)は以下のとおりです。

副反応※頻度は低いですが、以下の重篤な症状も報告されています。
・アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸器症状などを呈する重いアレルギー)、
・ギラン・バレー症候群(脱力などを呈する末梢神経の疾患)、
・急性散在性脳脊髄炎(頭痛、嘔吐、意識障害などを呈する中枢神経の疾患)など

※不安や恐怖心などが引き金となり、様々な症状がでる(予防接種ストレス関連反応)こともあるため、予防接種前にワクチンのリスクについてよく理解し、不安を軽減しておくことが重要です。

健康被害救済制度

極めてまれですが、予防接種を受けた方に思い健康被害が生じる場合があります。HPVワクチンに限らず、予防接種によって、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残るなどの健康被害が生じた場合は、申請し、認定されると、法律に基づく救済(医療や障害年金などの給付)が受けれます。

申請方法などお問い合わせについては、予防接種を受けられた時に住民票を登録していた市町にご相談ください。

接種状況

令和4年4月にHPVワクチン接種の積極的勧奨が再開してから、接種される方は増加しています。

【全国】                                                                          【石川県】

全国        石川

相談窓口

【接種前】

<接種に関すること(接種券や受けられる医療機関など)について>

→お住まいの市町予防接種担当課

市町 予防接種担当課 電話番号
金沢市 健康政策課 076-220-2701
七尾市 健康推進課 0767-53-3623
小松市 いきいき健康課 0761-21-8118
輪島市 子育て健康課 0768-23-1136
珠洲市 福祉課 0768-82-7742
加賀市 健康課 0761-72-7865
羽咋市 健康福祉課 0767-22-1115
かほく市 健康福祉課 076-283-7120
白山市 いきいき健康課 076-274-2155
能美市 健康推進課 0761-58-2235
野々市市 健康推進課 076-248-3511
川北町 福祉課 076-277-8388
津幡町 健康推進課 076-288-7926
内灘町 保健センター 076-286-6101
志賀町 子育て支援課 0767-32-9122
宝達志水町 健康福祉課 0767-23-4512
中能登町 子育て支援室 0767-72-3134
穴水町 いきいき健康課 0768-52-3589
能登町 健康福祉課

0768-62-8515

 

<ワクチンのリスクや不安等、医学的な内容について>

→かかりつけ医や接種を予定する医療機関などへご相談ください。

 

<HPVワクチンを含む予防接種や感染症全般についての相談>

→厚生労働省  感染症・予防接種相談窓口

  電話番号 0120-331-453

  受付日時  午前9時~午後5時  ※土日祝日、年末年始を除く

 

【接種後】

<健康に異常(症状)があるとき>

→接種を受けた医療機関やかかりつけ医師などにご相談ください。

 

<接種後に生じた症状に関する相談>

→石川県に設置された相談窓口

担当窓口 連絡先
健康福祉部健康推進課 076-225-1438
教育委員会事務局保健体育課     076-225-1847

 

参考資料、Q&A(外部リンク)

HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(概要版)(PDF:2,782KB)

HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(詳細版)(PDF:3,667KB)

キャッチアップ接種リーフレット(PDF:2,197KB)

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省)(外部リンク)

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(厚生労働省)(外部リンク)

HPVワクチンに関するQ&A(厚生労働省)(外部リンク)

お問い合わせ

所属課:健康福祉部健康推進課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1438

ファクス番号:076-225-1444

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