ホーム > しごと・産業 > 農業・畜産業 > 農業体験・人材確保・育成 > いしかわ農村ボランティア > 平成23年度いしかわ農村ボランティア活動報告_能登島自然の里ながさき
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受け入れ隊である「能登島自然の里ながさき」のボランティア受入れ活動が開催され、
耕作放棄地等の草刈りと竹伐り作業を農村役立ち隊の皆さんと協働で行いました。
農村役立ち隊員19名、受け入れ隊18名の他、里山里海の利用保全活動を目的とした
里山づくりキャンペーンのボランティア4名にも参加いただきました。
また、里山応援隊として活動している県職員のOBも1名参加しました。
開会式です。まず事務局から挨拶です。
次に、能登島自然の里ながさきから挨拶です。
引き続き、作業説明です。
開会式が終わり、作業場所に移動です。
現場を見ながら、再度、作業の確認をし、手鎌班と機械班に分かれて作業開始です。
手鎌班は、田んぼにまこもを植えてある場所の草刈りをしました。
みなさん、収穫間近のまこもを傷つけないように手鎌で丁寧に刈っていました。
機械班は、荒れた田んぼの草刈りをしました。大勢で刈るとあっという間にきれいになっていきます。
受け入れ集落では、この田んぼに山菜を植えたいと考えているそうです。
作物がうまく育つには、水はけがよくないといけません。そこで田んぼに溝を掘った場所に
木の枝を敷いて、簡単な排水路を作るお手伝いもしました。
随時休憩をはさみながら約1時間半ほどで、手鎌班、機械班とも予定していた場所の作業が終了しました。
草を刈ったあと、あらためて作業場所を見渡すと、すっきりしていて本当に気持ちがいいです。
ちょうど作業が終わったころ、雨が強くなり、早めの昼食、休憩となりました。
お昼は海の幸、畑の幸をたくさん準備いただきました。イカめし、カマス、イカ、小アジのフライ、地元でとれたナスや
カブラ、サツマイモの蔓の漬け物、カマスのつみれ汁、そしてブリとイカの刺身・・・・。
本当に盛りだくさんのメニューでした。特に新鮮なイカの刺身は透明で黒色の色素が輝いたり消えたりし、吸盤が吸い付く
ほど活きており、プリップリでとてもおいしかったです!また、港でしか食せないという絶品のイカの肝もいただきました!
昼食後には、長崎地区に、能登島の地形、気候によるのか、稀少植物が豊富に残されていることや
イルカのいる豊かな里海のほか、これまでの活動についてお話いただいたあと、県の里山創成室から
世界農業遺産のお話をしていただきました。
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昼食後、雨もすっかり上がっており、作業再開です。
作業再開にあたり、長崎地区の町会長さんが挨拶に来られました。
午後からは、草刈り班と竹林整備班に分かれて作業しました。
草刈り班は、農道沿いから海沿いの農地へと場所を移動しながらどんどん草を刈り、長崎地区の景観を
よくする活動や農地保全のお手伝いをしました。
この時期、あちらこちらにセイタカアワダチソウが生い茂っていましたが、作業後は、すっかりきれいに
なりました。
竹林整備班は、海に面した竹林で遊歩道を作るお手伝いをしました。穏やかな海を眺めながらの作業でしたが
新たな道を整備するという作業は想像以上に重労働でした。
多くの方に安全に歩いていただくには、まだまだ整備が必要なのだと思いますが、ボランティアの皆さんのがんばりで、
遊歩道の完成に向け一歩前進といった感じでしょうか。
遊歩道からはこのような穏やかな海を眺められます。カニも見られますよ。
無事、作業を終え、最後に能登島自然の里ながさきからの挨拶です。作業した農地や竹林が、今後、どのように
活用されるのか楽しみです。これからも豊かな里山里海を守り続けていく活動を応援していきたいですね。
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