緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

印刷

更新日:2010年9月21日

ここから本文です。

金劔宮社叢ウラジロガシ林・御山神社社叢

金劔宮社叢ウラジロガシ林

白山市鶴来日詰町メ1、メ2 及び巳118-5番地内
指定面積  約5,500平方メートル

金劔宮社叢ウラジロガシ林1 金劔宮社叢ウラジロガシ林2

県指定天然記念物  平成元年10月23日指定

金劔宮の社殿背後に存する社叢林は、ウラジロガシが高木層・亜高木層において優先し、その他の樹種では亜高木層・低高木層にはヤブツバキ、低木層・草本層にヒメアオキが顕著である。
このような型の林分は、ウラジロガシ-ヒメアオキ群集と類別されるものであり、昔時においては、手取川渓谷をはじめ、県下の河川内陸部には広くその分布が見られた原植生であった。
しかし、長年にわたる開発により、今日ではほとんどみることができない。その意味において、この社叢林は、本県を代表する原生林の一つであるウラジロガシ林として、最も優れたものである

御山神社社叢

河北郡津幡町字下河合 ツ60番地内
指定面積  約10,700平方メートル

御山神社社叢
県指定天然記念物  平成2年3月22日指定

御山神社の社叢林は大別して、イヌシデ林とブナ林に区分される。イヌシデ林は高木層においてイヌシデが優占し、ウラジロノキが含まれている。
ブナ林は高木層においてブナが優占し、亜高木層・低木層・草本層のいずれにもブナの見られる安定した林相を示すものである。
現在、県内のブナ林は標高700m~1500mの範囲で広く分布しているが、この社叢林では標高240mと比較的低地に分布しているのが特徴的であり、昔時においてブナが低地まで分布していたことを示す極めて貴重な原植生である

 

お問い合わせ

所属課:教育委員会文化財課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1841

ファクス番号:076-225-1843

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す