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更新日:2019年2月20日

知事の発言集 - 知事の窓 - 2019年冬季号

人の絆と個性の輝き 石川の宝を新時代へ

  平成も、あと少しを残すばかりとなりました。この30年余を振り返ると、まず思い起こすのは、歴史に刻まれる大きな事故や災害に見舞われたことです。わが石川県でも、平成9年のタンカー重油流出事故、19年の能登半島地震などがありました。 

  重油流出事故では、石川の美しい海岸線が一面、黒い重油で覆われました。ふるさとの海を危機から救ったのが、無数のボランティアの皆さんでした。雪まじりの寒風と鼻をつく異臭のなか、バケツと柄杓(ひしゃく)を手に黙々と重油を回収される姿に目頭が熱くなりました。

  全半壊が2千棟にも及んだ能登半島地震。一刻を争う住民の安否確認が短時間ですんだおかげで、建物内での犠牲者をひとりも出さずにすみました。こんな奇跡を可能にしたのは、ふだんから地域で家族状況を把握するネットワークができていたからです。

  重油流出事故と能登半島地震に共通するのは「人の絆」であり、これこそが石川の宝です。もうひとつは、心を潤す文化が暮らしに溶けこみ、本物の日本にふれられる石川の「個性」。北陸新幹線金沢開業から4年近くがたった今も、国内外の多くのゲストを引きつける理由は、この個性があるからにほかなりません。

  平成は変化の目まぐるしい時代でした。特にデジタル技術の進化が、社会、産業、ライフスタイルを一変させました。ますますそのスピードが加速しそうですが、それに振り回されず、石川の個性をもっと磨いて輝きを増すことが、今を生きるわたしたちの責務だと感じています。

  平成27年、全国植樹祭でご来県になった天皇皇后両陛下に随行した思い出がよみがえります。仲睦(なかむつ)まじく寄り添われたお二人は、出迎えの方々に随所でこまやかな気遣いをされ、生まれた感動の波が静かに広がり周囲を温かく包みました。

  そんな両陛下を間近でご覧になった皇太子殿下が即位される新時代。まず、穏やかであることを祈念するとともに、「石川の宝を大切に受け継いでいきたい」との思いを新たにしています。  

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