平成30年6月10日 金沢城公園 鼠多門の起工式

 6月10日、金沢城公園鼠多門（ねずみたもん）の起工式を行いました。

 鼠多門は、江戸時代に創建された城門ですが、明治期に焼失しており、今回、約130年ぶりに復元されることとなります。

 復元される鼠多門は、石垣の上に木造2階建ての櫓を備えた構造で、外壁の仕上げには、全国の城郭建築では例のない、黒い海鼠漆喰（なまこじっくい）が用いられます。

 また、鼠多門の復元整備では、工事に使用する「壁板」、「平瓦」にお名前や記念メッセージを直筆で記入いただく、寄進事業を実施しており、県民の皆さんの参加による城づくりを進めます。

 詳しくは「金沢城鼠多門」の寄進募集について

 今夏には、門と尾山神社をつなぐ鼠多門橋の建設も始まります。鼠多門橋が完成すれば、長町武家屋敷から尾山神社を経て、兼六園に至る加賀藩ゆかりの歴史的回遊ルートが生まれます。

 今後、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催年の完成に向けて復元整備を進めます。

 <お問い合わせ>

公園緑地課

Tel    076-225-1772