平成29年11月23日 新県立中央病院 完成記念式典

  11月23日、新県立中央病院の完成に伴い、同病院において完成記念式典を開催しました。

  県立中央病院は、現在地に移転して以来40年以上が経過し、老朽化や狭隘(きょうあい)化が進んだことから、高度専門医療の提供という、県立中央病院に求められる役割をこれからも果たしていくため、新病院の整備を進めてきました。

  新病院は、地下1階、地上10階建てで、屋上にはドクターヘリの拠点となるヘリポートを備えています。

  また、最新の高度医療機器を配備するとともに、全国で初めて、総合母子医療センターを手術室や小児病棟と同一フロアに配置することにより、産科と小児科を連携し、リスクの高い出産に迅速に対処するなど、子育ての不安の一つである母子の健康に対応できる環境を整備しました。

  さらに、女性特有の病気の患者が、プライバシーに配慮された環境で検査や診察を受けられる女性専用外来エリアを全国で初めて設置したほか、患者や家族の視点に立った快適な療養環境とするため、全てのベッドに明るい光がそそぐ個室的4床室を整備しました。

  新病院は、今年の年末から年始の間に、現病院からの移転作業を行い、来年1月9日に開院することとしており、今後とも新病院が、医療の進歩に的確に対応し、高度専門医療を提供することにより、県民の皆様の安全・安心の確保を担う、基幹病院としての使命を、より一層果たしてまいります。

 <お問い合わせ>

県立中央病院建設推進室

Tel    076-225-1459