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腸管出血性大腸菌O157による感染症事例、食中毒事例が広域、散発的に発生しています。
全国の腸管出血性大腸菌による食中毒の発生状況等については以下のページをご参照ください。
腸管出血性大腸菌による食中毒は、加熱不足の食肉、手や調理器具などから二次的に汚染された食品などが原因食品となります。
また、生の野菜等を原因食品とする、腸管出血性大腸菌による食中毒が複数発生しています。
食品を衛生的に取扱うことで食中毒は十分に予防可能です。家庭内における調理においても、「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」を確実に実行し、腸管出血性大腸菌による食中毒を予防しましょう。
(参考)
【特徴】 もともと牛などの腸管内にいる細菌です。わずかな量で感染し、毒性の強い「ベロ毒素」を産生します。
【主な感染源】 肉類やその加工品、生肉から直接・間接的に二次汚染された様々な食品などです。人の手を介して感染することもあります。
【潜伏期間】 2日~8日
【主な症状】 下痢、腹痛、発熱、おう吐。重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)で死亡することがあります。
溶血性尿毒症症候群(HUS)とは、ベロ毒素が腎臓の細胞や赤血球に作用して、血管の中で赤血球が壊れてしまい、同時に急性腎不全が起こる病気です。
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