畜産業における気象災害対策について
近年、気象災害により農林水産業に大きな被害が発生しております。
それぞれの対策情報を確認・実践し、気象災害に備えましょう!
家畜
- 飼育密度の緩和、毛刈りの実施及び畜体等への送風や散水・散霧により、家畜の体感温度の低下に努めましょう。
- 換気扇や扇風機等による送風、寒冷紗やよしずによる日除け、屋根裏への断熱材の設置及び屋根への消石灰の塗布等により、畜舎環境の改善に努めましょう。
- 良質で消化率の高い飼料及び清浄で冷たい水の給与に努めましょう。
自給飼料
- 草地については、過放牧、過度の低刈り及び短い間隔での刈取りを避け、貯蔵養分の消耗を軽減して草勢の維持に努めましょう。
- 土壌条件等により高温及び晴天の影響が大きく現れる地域では、土壌の保水力を向上させるため有機質の多投等を行うとともに、今後、は種する場合には、耐干性の優れた草種・品種の選定に努めましょう。
- 青刈りとうもろこし、ソルガム等については、収穫期が近い場合にはコストに配慮しつつかん水に努め、かん水が困難ないし草勢の回復が困難と見込まれる場合には、早期に収穫を行い品質低下の防止に努めましょう。
熱中症対策
- 「熱中症警戒アラート」 の最新の情報を確認し、 対策に努めましょう。
- 高温下での長時間作業を避け、こまめな水分と塩分の補給や休憩を取るように心掛けましょう。
- 単独での作業を避け、定期的に声をかけあうなど、 異常がないか確認しあうように努めましょう。
- ネッククーラーや冷感タオル、ミストファンなどの熱中症対策アイテムを活用するよう努めましょう。
関連リンク
豪雨や台風、大雪等の気象災害対策
最新情報
直近の気象災害に伴う被害防止対策について
→台風10号の接近に伴う被害防止対策について(農林総合研究センター)
関連リンク
石川県の気象情報等
下記リンク等から最新情報をご確認ください。