ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成10年度 業務報告 > 5.新石川きのこブランド確立対策事業
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予算区分 国補
事業期間 平成10年~14年度
担当科名 生物資源科
担当者名 能勢育夫・三浦 進・宗田 典大
本県で開発中のシイタケ菌床栽培用品種の実用化を進め、石川きのこブランドを確立するこにより、本県のきのこ産業の振興に寄与する。
1.実用化施設整備事業(平成10年度)
実用化推進に必要な分析機器類を整備する。
2.実用化推進事業(平成10年~11年度)
本県で開発中の栽培品種(LE33)の実用化のための栽培マニュアルを作成する。
3.実用化のための実証試験(平成12年~14年度)
実用化のための現地実証栽培試験を行う。
1.実用化施設整備事業
高速液体クロマトグラフ1式、ガスクロマトグラフ1式、酵素分析システム1式、パ-ソナルコンピュ-タ-1式を導入
2.実用化推進事業
開発品種LE33に適した培地栄養剤の種類と配合比について検討した。
栽培環境
菌床の大きさ:1.5kg
培養条件:温度-20℃、湿度-無調整、光-後期1ヶ月照射、培養期間-4ヶ月
発生条件:温度-16~18℃、湿度-80%前後、光-照射
初期発生の段階では、オガ粉と栄養剤の配合比は、いずれの栄養剤においても10時02分で発生量が多かった。その中でも特にコメヌカ、フスマで多かったが、コメヌカでは集中発生し、S寸のものが多く見られた。全発生量については、引き続き調査中である。
次年度には、培養温度、培養期間、発生操作等の検討及び品質の分析を行う予定である。
表(略)
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