―シンガポール駐在員便り 2018年1月―

ホーチミン総領事館イベント

石川県シンガポール事務所の田原です。事務所の活動報告をさせていただきます。

ホーチミン総領事館主催のレセプションに参加

　12月6日にベトナム・ホーチミンで開催された総領事館主催のレセプションに石川県ブースを出展して地酒をPRしてきました。当日の乾杯の器に、急遽石川県の九谷焼の器が使われるなど、当地での認知度向上に少なからず繋がったのではないかと思います。レセプションの来場者の中には、現地の有名なカメラマンやプレスの方々が来場するなど、当地のオピニオンリーダーの方々と出会うことができましたので、こうしたネットワークを活用しつつ、効果的かつ効率的な市場参入方法を模索していきたいと考えています。

　余談ですが、ホーチミンの食品関係者にヒアリングをした結果も合わせてご報告させていただきます。ベトナムでは自国産業の保護のため、未だ外部からの輸入行為に対して高い障壁があるとのこと。ある日系商業施設の担当者からは、もっと日本イベントを実施したいが、そもそも物が入らずに困っているという話を聞きました。ベトナム市場に参入するには相当の企業体力（資金）が必要だとも言っていました。長期的に見たら有望な市場ですが、しっかりと計画と戦略を立てた販路開拓の取り組みが必要です。もし、興味のある方がいれば是非事務所にご連絡ください。

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総領事館主催のレセプション地酒のプロモーション観光プロモーション

シンガポールの高級寿司レストランにてイベント開催

　12月8日、9日にかけて、オーチャードストリート沿いにある有名な高級寿司レストラン「Hashida Sushi Singapore」にて天狗舞の車多社長と一緒にイベントを開催させて貰いました。一食480ドルの高級ディナーには、まさに現地の富裕層という方々が集まってきて、当日展示販売させてもらっていた約8万円の輪島塗の酒カップ（ペア）や山中漆器の酒器セットがバンバン売れていました。9日のイベントでは、ゲストの半分が現地メディアで、後日、各種媒体に本イベントが掲載され、その一つに現地の日経新聞ともいえる「Business Times」が本イベントを取り上げてくれました。その記事は、安倍首相のものより大きく、こうしたエクスクルーシブなイベントでも、しっかりとターゲットを絞ることで波及効果の大きなイベントに繋がるものと感じることができました。ご協力いただいた、総料理長の橋田シェフ及び車多社長に心より感謝します。

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