ホーム > 連絡先一覧 > 商工労働部産業政策課 > 石川県シンガポール事務所 Ishikawa Prefectural Government Singapore Representative Office > ―シンガポール駐在員便り 2018年2月―
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新年早々の1月7日〜21日の間、今回で3回目となる石川フェアがタングリンクラブ(シンガポール)で開催されました。このクラブは当地の財界関係者が集う社交クラブで、私も期間中にシンガポールの前大統領トニー・タンをクラブ内で見かけるほど有名で、ビジネス上での社交の場になっているようです。
さて、今回のイベントでは現地ソムリエ(エイドリアン・ゴー氏)による地酒紹介イベントIshikawa Sake Master Classや伝統的工芸品の展示販売イベントIshikawa Traditional Craft Demonstration Sessions 、石川の食材を使った料理と地酒のペアリングディナーイベントIshikawa Sake Pairing Dinnerなど、限られた期間の中で、これでもかというほどイベントを詰め込み、このクラブを石川色に染めることができました。
聞けば、クラブのGM(General Manager)が他のどのイベントより興味を持っていたようで、イベント会場や厨房にも頻繁に足を運ぶほど注目していたようです。どのイベントも大変好評で、期間中、何度もイベントに足を運んでくれたメンバーもいたようで、特にペアリングディナーについては、チケットが直ぐに完売するほどの盛り上がりでした。石川県の豊かな文化を武器に、この地で「Ishikawa」県の認知度を上げていきたいと考えています。
また、このイベント期間中、クラブ内では石川県の地酒や伝統的工芸品も販売していたのですが、石川県から伝統工芸事業者5名(ヒロさん、うるしアートはりやさん、藤八屋さん、岡田や漆器さん、木下さん)が来星し、本イベントにご協力いただきました。今後ともシンガポール展開に取り組む企業の方々の販売促進に少しでも貢献できるよう取り組んでいきたいと考えています。
今回のイベントは限られた空間の中で開催したもので、不特定多数への発信とはならないですが、来場者一人一人が持っているネットワークとその情報発信力により、それ以上の波及効果が期待できるものと期待しています。
現に期間中にシンガポール日本国大使館にも今回のイベントについての問い合わせがあったようで、引き続き、限られた予算でいかに効率的に石川の情報を発信できるか検討してまいります。
加賀料理を堪能するメンバー 会場の様子
タングリンクラブのイベントと時期を同じくして、伊勢丹スコッツ店で大樋先生と北陸放送が連携し、茶道イベントを開催しておられました。シンガポールの方々も興味津々のようで、多くの方々が茶道体験を楽しんでいました。
タングリンクラブでのイベント翌日、伊勢丹スコッツ店の向かい側にあるセレクトショップ「K+」内で「Ishikawa Craft Re-Interpreted」というイベントを開催しました。ここには県内の伝統工芸事業者6名(ヒロさん、うるしアートはりやさん、藤八屋さん、守田漆器さん、田谷漆器店さん、西山産業さん)にご参加いただき、自社商品の説明や伝統工芸の実演などを行いました。
色々なイベントを立て続けに実施し、シンガポールでの「Ishikawa」の認知度をあげることで、県産品の販路開拓や観光誘客などの色々な面でプラスに働くものと考えています。
会場の様子 実演の風景
日本貿易振興機構(JETRO)シンガポール事務所
石川県駐在員 田原 雅比古
16 Raffles Quay #38-05 Hong leong Building Singapore 048581 JETRO singapore
TEL:(65)-9008-3297 FAX:(65)-6224-1169
E-mail:Masahiko_Tahara@jetro.go.jp
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