ホーム > くらし・環境 > 社会基盤整備 > 公園整備・緑化 > 金沢城公園の整備について > 「金沢城玉泉院丸」の整備について > 第8回(平成25年7月1日)
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紅葉橋付近の池底の掘削が概ね完了しました。
両岸の護岸を整備するため、実際の池の範囲よりは幅広く掘削していますが、 堀状の起伏に富んだ地形がよくわかります。
引き続き、休憩所周辺や中島の造成にとりかかっています。
中島はまだまだ途中段階のため、土俵のような面白い地形になっています。
概ねの形をつくったうえで、地形を微調整していきます。
事務室に戻ると、机の上に氷室饅頭が置かれていました。
旧暦の6月末に、加賀藩が将軍家に氷室で貯蔵した氷雪を献上したことにちなみ、 金沢周辺では、毎年7月1日を氷室の日とし氷室饅頭を食べる習慣があります。
江戸期には玉泉院丸にも氷室が置かれていました。
古絵図では、露地役所の側に、「氷小屋」という記載が見られるものがあります。
現在のところ、氷小屋の遺構は確認されていませんが、城内の氷室の位置が ほぼ特定できる、貴重な資料と言えます。
下の写真の、重機が置かれている辺りが、氷小屋の位置だったようです。
(大)
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